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屍人荘の殺人の続編! シリーズ第2弾! 魔眼の匣の殺人 感想と違和感【ネタバレあり】

2019年2月に東京創元社から発行された、今村昌弘(いまむらまさひろ)さんの小説です。 「屍人荘の殺人」で華々しくデビューしたシリーズの第2弾!!デビュー作が素晴らしい作品だっただけに今作も楽しみに読み始めました。 ※今後出てくる作品のペー...
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全ての謎は論理的に解くことが可能! 黒猫館の殺人 感想と考察【ネタバレあり】

1992年4月に講談社ノベルスから発行された、綾辻行人(あやつじゆきと)さん著の推理小説です。日本のミステリー界に大きな影響を与え、新本格ブームを巻き起こしたとされる作品であり、「館シリーズ」の第六作!! ※今後出てくる作品のページ数は「講...
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屍人荘の殺人【小説版】 感想【ネタバレあり】 神紅のホームズの活躍をその目に焼き付けろ…!

2017年10月に東京創元社から発行された、今村昌弘(いまむらまさひろ)さんの小説で、2019年12月に集英社から漫画版が発売されており、 2021年7月に完結しました。 「第27回鮎川哲也賞」受賞作です!(鮎川哲也と言えば個人的には「リラ...
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出来事を時系列に並べ数々の謎を考察するドグラ・マグラ(日本探偵小説界の三大奇書)

構想・執筆に10年以上の歳月をかけて、1935年1月に松柏館書店から刊行された、夢野久作(ゆめのきゅうさく)さんの小説です。(自費出版だった、という説もあります) 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、中井英夫『虚無への供物』とともに、日本探偵小説...
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あなたは読み終えることが出来るか!? 黒死館殺人事件(日本探偵小説界の三大奇書) 感想

1934年4月~12月号に雑誌「新青年」に連載され、1935年5月に新潮社から発行された、小栗虫太郎(おぐりむしたろう)さんの小説です。 夢野久作『ドグラ・マグラ』、中井英夫『虚無への供物』とともに、日本探偵小説史上の「三大奇書」であり三大...
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試されているのは読者側 人形館の殺人<新装改訂版> 感想と考察【ネタバレあり】

1989年4月に講談社ノベルスから発行された、綾辻行人さん著の推理小説です。日本のミステリー界に大きな影響を与え、新本格ブームを巻き起こしたとされる作品であり、「館シリーズ」の第四作!! ※今後出てくる作品のページ数は「講談社文庫」<新装改...
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文句なしの名作!これぞ本格推理小説!! 時計館の殺人 感想と考察【ネタバレあり】

1991年9月に講談社ノベルスから発行された、綾辻行人(あやつじゆきと)さん著の推理小説です。日本のミステリー界に大きな影響を与え、新本格ブームを巻き起こしたとされる作品であり、「館シリーズ」の第五作!!この作品は第45回日本推理作家協会賞...
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新本格の足音が聞こえる一冊! リラ荘殺人事件 感想と考察【ネタバレあり】

1976年1月に講談社ノベルスから発行された、鮎川哲也(あゆかわてつや)さんの小説です。 作者は「鮎川哲也賞」と名前がつく賞を創設するなど、推理小説の未来に貢献された方です。ちなみに、鮎川哲也賞は現在も継続されています。最近の受賞作の有名ど...
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SF新本格ミステリーの最高傑作! 七回死んだ男 感想と考察【ネタバレあり】

1995年10月に講談社ノベルスから発行された、西澤保彦(にしざわやすひこ)さんの第三作目の小説です。この作品は、第49回日本推理作家協会賞(長編部門)の候補に挙がっています。(賞を受賞できなかったということは、この作品がSFなのか、推理小...
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烏に単衣は似合わない あまり好みじゃなかった感想

阿部智里さんの「烏に単衣は似合わない」を読みました。もともと読み物の好みが似通っている友人に勧められたのがきっかけです。率直に言うと好みじゃありませんでした。とても残念…。 ネタバレ気にせず感想、ざっと書いていきます。未読の方は要注意! (...
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SF新本格ミステリーとお色気描写とがコラボ! 夢魔の牢獄 感想と考察【ネタバレあり】

2020年8月に講談社から発行された、西澤保彦(にしざわやすひこ)さん著の推理小説です。SF新本格ミステリー、と呼ばれるSF的設定を導入した世界で論理的に謎を解く作品を数多く書いている西澤保彦さん。私の中では「七回死んだ男」がとても印象に残...
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絵本に全く興味がないけど、読んで面白かった例外5冊

長男が生まれてから早9年、一体何冊の絵本を読んてきたことでしょう。これまで読んできた絵本の中で、「あ、面白い」と思ったものを5冊紹介させてもらいます! 絵本て大人にとってはつまらなくない? 絵本は子供のためのものですから、基本的に大人にはつ...
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