白薔薇ボレロを育てています。
バラを育て始めて最初の年に新苗で購入したので、もう6年目くらいでしょうか?
かなり立派になってきたので、ボレロの様子を紹介します。
ボレロとは
- 作出年度:2004年フランス・メイアン社
- 花期:四季咲き
- 樹形:コンパクトなブッシュ
- 花色:白(桃色~黄色が混じる)
- 花形:ロゼット型の花
- 香り:強い
- 耐病性:強い
とても有名な白薔薇です。
育てている人も多いのではないでしょうか?
鉢植え向きとも言われますが、我が家では地植えで育てています。
実際に育てた感想
成長の様子
新苗から育てました。
成長は緩やかですね…
まぁそもそもコンパクトサイズのバラなので、急に成長とかはしません。
他のバラ同様、3年ほどで株がしっかりしてきます。
花付きが良くなって、花自体のサイズも大きくなりました。
現在ではもうこれ以上大きくならないんじゃないかな? という程度には巨大化しました。
直径1m程のスペースを占拠しています。
病害虫の発生
黒点病・カイガラムシ・アブラムシ・バラゾウムシがよく発生します。
この辺はよくあるバラと言った感じですね。もう仕方がないです(笑)
ただ、この中でも特にバラゾウムシの被害が顕著です。
香りがとても良いので、寄ってくるんでしょうね~。
無消毒だとかなり蕾や花が被害に遭い、汚くなります。
花の様子
蕾はこんな感じで、白~淡い緑です。
先端が尖がるタイプですね。

花はこちら。
もこもこした花です。
花弁が多すぎてもこもこしちゃうんでしょうね。



春の開花はピンクがかった花になります。
ベースは白ですが、中心部にかけてクリームがかったピンクが出ます。
写真はかなり強いピンクですが、実際はもっと淡い感じです。
光の当たり具合によってもかなり色合いが変わります。
また、これが不思議で、ピンクじゃなくて黄色が出る時もあります。
秋バラで黄色が多いでしょうか?
一年を通して色々な色合いを見ることが出来て楽しいですよ!
またこの花、香りがとても良いです。
私はバラの香りには全く興味が無いのですが、それでも心にグッときます。
虫と一緒なのは嫌ですが、ついつい鼻を近づけて嗅いでしまいます。
1つ残念なのは、ステムが短く、切りバラ向きじゃないことです。
これでブーケを作ったらさぞ素敵でしょうねぇ…
もう少しステムが長ければなぁ。
樹形及び葉の様子
コンパクトサイズのバラとうたっているだけはあります。
巨大化しません。
おまけに勝手に樹形がまとまるタイプのバラです。
適当に剪定しても、そんなに暴れることなくしっくりくる樹形になります。
何ていい子なんでしょう…!
葉はこんな感じでよくある葉っぱです。
余り特徴はないですね。

トゲはこんな感じで、多めです。
古い枝にはもちろん、花が付く新しい枝もトゲトゲです。


新しいトゲは先端が細く鋭利で、刺さってそのまま折れます…
何度皮膚に刺さって苦労したことか…
まとめ
香りも花も素晴らしく、樹形も勝手にまとまる優等生のバラです。
病害虫への強さは「普通」だけど、格段弱いわけでもありません。
十分育てやすいバラです。
ちょっとしたスペースやお洒落なテラコッタにぴったりのバラです。