【簡単DIY】厚手の布とタッカーで、椅子の座面の張替をしてみる

体験談
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ダイニングチェアの座面がボロボロなので、思い切って張り替えてみます。
素人が1脚30分で作業した様子を書いていきます。

必要な物

  • 布(1脚につき約60×60㎝)
  • タッカー
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ペンチ
  • ハサミ

布とタッカーがあれば簡単に張替が出来そうですが、意外とそのほかの工具も使います。

プラスドライバーは座面を取る時に必要です。
またマイナスドライバー&ペンチは古いタッカー針を抜くときに使います。
タッカーの針を抜く専門工具(タッカー用リムーバー)もあるようですが、今回は使いませんでした。

張り替え用の布の購入

今回は布で張り替えようと思います。

早速、大手通販サイトで見てみると「椅子張替 布」が沢山出てきました。
有名メーカーのしっかりした布で、サンプルを送ってくれるお店もあります。
早速幾つかサンプルを取り寄せましたが、さすがとても良い品質の布でした。

あとは、お値段(10㎝250~500円)&送料(大体800円!)との相談です。
どれにしようかな~と迷う中、ふらっと入った某激安衣料品店サ〇キ…

ピッタリの布が激安でありました!
150×100㎝で650円、品質は有名メーカーのものより落ちるけど耐久性は問題なさそう…。
はい、即購入です。というか、安すぎません?

といったように、使う布は自分の好みのものでOKです。

座面を外す

今回張替をするのはこの椅子です。

かれこれ6年ほど使用し、合成皮革はボロボロ…一部ガムテープも貼ってあります。

ボロボロの椅子


まずはこの座面を木枠から外していきます。
椅子をひっくり返すと、上下左右1か所ずつネジで固定して在りました。
このネジをプラスドライバーで外します。

木枠と座面を固定している4つのネジ

4本だけなので、手回し式のドライバーでもいいですが、電動ドライバーがあればその方が便利です。
私は電動でやってしまいました。

外した座面

ここまでは簡単でした。
黒い部分は不織布です。
保護のためか目隠しか?不織布もタッカーで止めてありました。

座面が取れたら、次は合成皮革を外していきます。

シート部分を外す

黒い不織布と合成皮革を止めているタッカー芯を外していきます。
マイナスドライバーを隙間に差し込み、芯を浮かせます。
浮かせて取れちゃえばそれでいいけど、ほとんどの芯は取れないので、その状態からペンチで引き抜きます。

タッカーの芯

とりあえず黒い不織布を取って見ました。

すると、びっくりするくらい多くのタッカーの跡が!
こんなに頑丈にくっ付けるんですか?

大量のタッカー跡

剝がすにはこれを全て取らなければいけません…。
この作業が予想以上に大変で、15分以上はかかってしまいました。
もっと止めてあるのは少ないと思ってた。

手が少し痛くなりましたが、無事に剥がせました!

座面シートを剥がしたところ

新しい布を貼り付ける

次はいよいよ新しい布を張っていきます。

まずは古い合成皮革のサイズを参考に、ちょうどいいサイズに布をカットします。
この時少し大きめにカットすると「ちょっと足りない!」なんてことが無くなります。
余った部分は後からでも切れますからね。

適当にカットした新しい布

カットした布を座面に被せタッカーで止めていきます。
タッカーというのは大きなホチキスの事です。

ホームセンターで1000円未満で売っていますが、ダイソーにも売っています。
私はダイソーの300円のを使いました。
300円だけど、家庭で使う分には十分な品質でした。

タッカーで止めていく

横のカーブ部分にしわが出来ないように止めていきます。
裏側はどんなにぐちゃぐちゃでもOKです。

止め終わったら、外しておいた黒い不織布を再度付けます。

組み立てる

あとは組み立てるだけです。
外した時と同様に、椅子をひっくり返してネジで固定します。

この時、ネジ穴の部分に布がかぶってしまいます。
電動ドライバーなら勢いで布を貫通出来るけど、手回しドライバーだと貫通出来ないかも…。
その時はネジ穴部分だけ布をカットしておきましょう。

完成!!

素人作業なので、端にしわが寄ってしまったりと多少の粗はありますが…。
うん、おおむね満足のいく出来栄えです♪

1脚張り替えるのにかかった時間はおよそ30分でした。
2脚目、3脚目となれて来るともっと早くできそうです。

まとめ

ダイニングチェアの座面張替はとても簡単でした。
初めてやって1脚30分で出来ました。

作業自体も難しい手順がなく単純明快で、力もいりません。
古くなった座面は、好みの布・レザーを使って張り替えるのがおすすめです。