【親子で登山】伊香保森林公園の「雄岳・雌岳」子供と楽しく登れる二時間半

おでかけ
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最近親子で山に登っています。
とはいっても、本格的な登山は難しいので、短時間でパッと登れる山限定です。

今回は群馬県の山「二ツ岳 雄山・雌山」に登ってきました。

二ツ岳 雄山・雌山

所在地:〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保999−9

登山口:渋川伊香保森林公園 ワシノ巣風穴 オンマ谷風穴 など

所要時間:3時間程(登山口・歩行ルートによる)

トイレ:公園内各所

周辺観光:伊香保温泉 榛名湖 榛名神社

森林公園内にある山です。
雄山と雌山があり、2つを合わせて二ツ岳となります。

公園内には複数駐車場があり、遊歩道や登山道が整備されています。
好きな場所に車を停め、森林浴をしながら好きなルートで登ることが出きます。

コース記録

全行程約2時間半   

9時10分   ワシノ巣風穴→徒歩15
9時15分   1合目→徒歩35分
9時50分   雌岳・雄岳分岐→徒歩10分
10時00分  雄岳山頂→休憩10分・徒歩35分
10時45分  雌岳山頂→休憩10分・徒歩30分
11時25分  ワシノ巣風穴

伊香保森林公園には、各所に駐車場(路肩含む)があります。
今回の目的は雄岳です。
雄岳の最寄り登山口は「オンマ谷風穴駐車場」「ワシノ巣風穴」です。

今回はワシノ巣風穴に一番近い場所(広い路肩)に車を停めました。

すぐ横がワシノ巣風穴へ続く入口です。
案内があるので迷うことはありません。

ワシノ巣風穴への入り口
ワシノ巣風穴とヤセオネ峠分岐


ところどころに道案内の立て札があるのが、いかにも森林公園て感じですね。
遊歩道が複数あるので、目的もなく適当に選ぶと迷うかもしれませんね。

整備された遊歩道を進むと、すぐにワシノ巣風穴に到着します。
凄く涼しい…というか寒いです!
子供達は大喜びで、中に入ったり出たりして楽しんでいました。

ワシノ巣風穴
ワシノ巣風穴の説明


道なりに進むと、1合目の案内がありました。
どうやら親切にあとどのくらいで頂上か分かるシステムみたいですね。
ペース配分しやすくてありがたいです。

一合目の案内

写真だと見にくいけど、分岐案内横に2合目の案内が!
1合目からそんなに歩いていないのに、早いです。
これなら頂上までかなり楽に行けるんじゃないかな?と思います。

分岐と2合目の案内

しかし…問題はここからでした。
急斜面のジグザグルートが続きます。
小刻みに折れながらひたすら登ります。

子供はどんどん進んでいくけど、正直私はもうヘロヘロです。
結構急な道なのに、ペースが速すぎます。付き合えない!

ちなみに石に3合目と刻んであるのは見つけましたが、それ以降のものは見つけられませんでした。
探せない程、私がヘロヘロだったか? 最初から無いのか? 風化してしまったのか?

ひたら急な道を登った後、やっと少し平坦な道に出ました。
むしろ緩やかに下ってる?
どうやら雄岳と雌岳の谷間のようですね。
大きな岩がゴロゴロしていて見ごたえのある道です。
突き当りには分岐の案内がありました。
右が雄岳、左が雌岳です。

雄岳と雌岳の分岐

当然右の雄岳へ向かいます!
ここからはラストの登りです!
これまでよりもさらに急な道を進んでいきます。

距離はあまりないので、気合で何とかなります。
登りきるといきなりの人工物(笑)
コンクリ整備された橋。そしてテレビの電波塔がドーンと立っています。

雄岳頂上目前
電波塔

電波塔の右側にが頂上のようですね。
少し木が生えていて、ここからだと雌岳の方は見えません。
でも代わりに反対側は素晴らしい展望です!

頂上の岩場
頂上の岩場
相馬山と榛名富士と榛名湖

相馬山と榛名富士の存在感がすごいです。
そしてチラッと見える榛名湖。
「山に登ったら、湖を発見した!」というロマンあふれる展開に、子供も夫も大喜びです。
最近ゼルダ(ブレスオブワイルド)にハマっているからなおさらですね。
気持ちはとてもよくわかるよ! 

少し休憩して、さて降りようかとなった時、電波塔横にも岩場があるのを発見しました。
ちょっと登れるようになってる? 
近付いてみると、ちゃんと人が登れるようになっていました。
もしかしてこっちが山頂だった? 山頂の看板はさっきの所にあったから違うか。
不思議に思いつつ岩をよじ登ります。

電波塔横の岩場

そして見える水沢山と雌岳! 
こっちの方が展望が良いですね。

水沢山と雌岳

三角なのが水沢で、丸っこいのが雌岳です。
こう見ると水沢山って低く見えますね…。

こっちの岩場は360℃の展望ですが、狭くて怖いです。
お昼休憩などをするのなら先ほどの山頂の方が向いています。

さて、満足したので下山します。
が、雄岳・雌岳の分岐まで戻ったところで、子供と夫から悪魔のささやきが…。

「雌岳、登るでしょ」

はい、雌岳にも上ることになりました!!
行くつもりはなかったんだけどな~、でも確かにここまで来たら行きたいよね…。

分岐から少し行くと、東屋があります。
この東屋手前から雌岳山頂に登っていきます。

東屋

雌岳への道は幅広の階段がありました。
登りやすいような?登りにくいような?
傾斜はやはりきついですが、道自体は歩きやすいです。

山頂は、雄岳方面は見えませんでしたが、水沢山方面への展望は素晴らしかったです。
綜合的には展望の良さは雄岳に軍配が上がりますね。
ただ、しっかりとしたスペースがあり安心して座れるので、休憩するのは雌岳の方がいいかもしれません。

帰りは来た道をひたすら下ります。
2合目過ぎてからのジグザグルートは、こんなに急なとこだったっけ? と疑問に思うほど急坂でした。
登りと下りって、感覚が全然違って不思議ですよね。


帰り着いたワシノ巣風穴は楽園でした!
熱い身体を思いっきりクールダウン出来ます。
子供達も行き以上にはしゃいでいました(笑)

まとめ感想

雄岳だけ登ろうと思っていたのですが。
思いがけず雌岳も登ってしまいました。

そのくらい、手軽に登れる二ツ岳でした。

登山道・遊歩道はしっかり整備されていて歩きやすいです。
安全なので、子供と一緒に行くのにかなりおすすめです。
ただ、ルートがいくつもあったり、落葉で分かりにくい場所もあったり、うっかりすると違う道に入ってしまうかもしれません。
しっかり案内図と分岐の看板をチェックしましょう。

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