庭づくりから数年。【地植え】【鉢植え】【不織布プランター】のメリットとデメリットを考える

ガーデニング
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私は断然地植え派で、庭に鉢植えは一つもありませんでした。
しかし、庭づくりを始めて数年…徐々に鉢植えの類が増えています。
そして最近は不織布プランターも使い始めました。

地植え・鉢植え・不織布プランターを使って感じた事を書いていきます。


地植え:メリット

  • 水やりが楽
  • 大きく育てられる
  • 種まきから枯れるまで植えっぱなしでOK
  • 強風の時片付けをしなくていい

地植えはとにかく水の管理が楽ですね。
植物を育てるうえで、一番面倒なのが毎日の水やりだと私は思っています。
よほどマメな方か、植物を愛していないとこまめな水やりは出来ません…。
根づいた植物なら雨だけで充分育ってくれますから、
気が向いた時しか水やりをしない私にぴったりです。

また、鉢植えより根が伸ばしやすいからか、大きく育ってくれます。
直播できる種をまいてしまえば、後はほったらかしで育ってくれますし、うまくいけばこぼれ種で
毎年咲いてくれるようになります。

あと強風の時に庭にある飛ばされそうなものを片付けますよね?
地植えはその作業がないから楽です。

地植え:デメリット

  • 移動できない
  • 植え替えが大変
  • 大きくなりすぎる
  • 根が張り過ぎる

一度植えてしまったら移動できません。
どうしても場所を変えたいときは植え替えますが、かなり植物に負担をかけてしまいます。
植え替えの時期を選び、根っこを傷つけないように掘り上げて、植えなおした後もしばらく
水の管理をこまめにやらなければなりません。
まぁ、植え替えなければいいだけの話ですが、ふとした拍子に場所を変えたくなってしまうんですよね…。
部屋の模様替え感覚で庭のデザインを変えたいという人には向いていませんね…。

また、植物によっては大きくなりすぎることがあります。
私が今回育てることになった鉢植えのつるバラも、元は地植えしていた品種です。
大きくなりすぎるので地植えを撤去し、代わりに鉢植えを置きました。
はじめの頃は大きくなっていいな~と喜んでいたのですが、途中から管理が追い付かなくなりまして。
つるバラと地植えのコンビネーションは強力ですよ~。

地上部が大きくなるということは、根っこも大きくなります。
地下茎で増える植物は際限なく広がっていきますし、
樹木は配管などから離して植えなければいけません。

鉢植え:メリット

  • 移動できる
  • 植物に合った用土で育てられる
  • デザインを楽しめる

なんといっても移動させられるのが最大のメリットです。
花の時期だけ目立つ場所に置くこともできますし、
耐寒性が弱い植物を冬の時期だけ室内に取り込むこともできます。
真夏の暑さに弱い植物なら、夏の間だけ日陰に避難させるなんてことも簡単です。
鉢自体がおしゃれなものも多いので、庭のアクセントにもなります。

また、酸性度だったり、水はけだったり、用土の種類を簡単に調節できるので
植物に合ったもので育てることが出来ます。

鉢植え:デメリット

  • 水やりが大変
  • 鉢代がかかる
  • 鉢増し作業が面倒
  • 強風時に片づけなければならない
  • 割れるとゴミになる

とにかく水やりが大変です。
毎日の水の管理が苦でない方なら全然OKなのでしょうが、
残念ながらズボラな方、忘れやすい方には向いていません。
私も過去にミニトマトをプランターで育てたことがありますが、水やりをしなさ過ぎて枯れました。
ミニトマトならず、多肉植物、サボテンも枯らせてしまったことがあります。

次に、植物をちゃんと鉢で育てようとすると、鉢増し作業が必要になってきます。
鉢代もかかりますし、一つ一つ植え替えていくのは大変です。
また鉢が増えていくと、庭が雑多にみえてしまうこともありますし、割れてしまうとゴミです。

さらに、台風の時には結構な風が吹くので、鉢が倒れたり遠くに転がっていかないように、
管理をしなければいけません。

不織布プランター:メリット

  • 移動できる 
  • 植物にあった用土で育てられる
  • 排水性が良い
  • 通気性が良い
  • 埋めて使える

使い方は鉢と同じです。
なので、鉢植えと同じように移動できる&用土を選べるメリットがあります。

違うのは排水性と通気性の良さです。
不織布ってつまり布ですもんね。
側面と底が布なら、そりゃあ空気も水も通りやすいでしょう。
植物にとっては快適だと思います。

また、根域制限目的で埋めて使うことが出来ます。
スペースがない場合や、大きく育てたくない場合に活躍する事間違いなしです。
デメリットである水やりの回数も、地面に植えて使う場合は少なくて済みます。

不織布プランター:デメリット

  • 水やりが必要
  • 耐久力が不安
  • 汚くなる

地植えと似た環境だけど、決して同じではありません。
なので、水やりが必要です。
この辺りは鉢植えのデメリットと同じですね。
ただし、地面に植えて使う場合には水やり回数を減らすことが出来ます。

それよりも不織布プランターの最大の不安は、耐久力だと思います。
布ですからね。何年持つのか。
わが家ではまだ1年しかっていないので何とも言えませんが…
1年そこらの使用は余裕です。今後数年でボロボロにならないかどうか確認していきます。

最後に、見た目が良くないというデメリットがあります。
土でどんどん汚れるし、苔が生えてきます。
綺麗なのは最初の数ヶ月だけですね。

まとめ

自分なりにメリット・デメリットをあげてみました。
私としては、圧倒的に地植えが一番良いです。
水やりしなくていいというのは、正義です。

しかし、移動させたい植物・省スペースで育てたい植物があるのも事実です。
そういう植物には不織布プランターが良いです。

鉢植えは…やはり水やりがね…
私には向きません。
細目に世話が出来るようになったら、鉢植えでお洒落なガーデニングを楽しみたいな。



鉢植えで植物を育てている方を尊敬します。

プランター 不織布ポット


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