絵本に全く興味がないけど、読んで面白かった例外5冊

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長男が生まれてから早9年、一体何冊の絵本を読んてきたことでしょう。
これまで読んできた絵本の中で、「あ、面白い」と思ったものを5冊紹介させてもらいます!

絵本て大人にとってはつまらなくない?

絵本は子供のためのものですから、基本的に大人にはつまらないです。
低年齢の幼児に合わせて描かれているので、まぁ当然ですよね。幼児に面白い本を大人が巣で楽しんでいたら驚きです。
もちろん「絵本て面白いよ!絵も綺麗だし、話もよくできていたり感動したりするよ!」という人もいますし、幼児向けの支離滅裂な展開を逆に楽しむことが出来る人もいます。ただ、大多数の大人にとってはつまらないです…。

実際に、私もそれはそれは沢山の絵本を読み聞かせしましたが、ほとんどの本が印象に残っていません…。子供にせがまれて文字を読むだけって感じで、内容や絵に感心するなんて滅多にない…。
でも子供にとっては面白いんだからそれでOKなのだと思います。

そして!そんな大人につまらない絵本の中に!ごくごく稀に!大人にも面白いものがあるんですよ~!

これまで私が呼んできた中で、そんな稀有な絵本を5冊以下に挙げます。

ねこざかな

割と有名で知っている人も多いかな?
何の知育番組か忘れましたが、テレビでもねこざかなの着ぐるみを見たことがあるし、「ねこさかなダンス」という幼児向けダンスも作られています。

ストーリーは、仲良しの猫と魚が「ねこざかな」になってなんやかんやするというものです。
ほのぼのとした絵と雰囲気を持った絵本です。
特に魅力なのが、主役の「ねこざかな」です。これがもう、完全な陽気キャラ!しかも優しい!そしてわざとらしさや嫌味がない!
日々に疲れた大人を陽気に癒してくれる事間違いなし(笑)

かなり昔からある絵本でシリーズ化していますが、どれから読んでも楽しめますよ。

どろぼうがっこう

これまた昔からある絵本です。
内容は、泥棒学校の先生と生徒が泥棒しようとする話です。

この作品で注目するのは3点です。
一点目は、絵です。決して綺麗でも可愛くもない絵ですが、子供受けを狙っていないがために、逆に魅力的です。汚いおじさん達の絵に子供は大喜びします。
二点目は、話し方です。ちょっと古風で、悪い感じで、流れるようなセリフ回しは秀逸です。
三点目は、キャラの名前です。「え?そんな名前?」っていう名前しか出てきません。それがまたおもしろい。

「これ売ることとか考えずに、完全にノリとおふざけで作った絵本でしょ?」
と思わずにはいられない型破りな絵本です。

ちなみに、続きが3冊ほど出ています。そちらもまぁまぁ面白いですが…。
この一冊目のクオリティには遠く及ばないのが少し残念です…。

たまたん

え~、意味がわからない絵本です(笑)
絵本は基本的に意味が分からないものですが、それでも一応ストーリーはありますよね。
この「たまたん」はストーリーがしっかりしているんですよ。
大人が読んでも1から10まで納得できる流れのストーリーです。
にも関わらず意味が分からないこの絵本(笑)

まず、謎の生物が出てきます。
そして謎の行動をとります。
にもかかわらず、登場する人間はかなり俗世に紛れた理性的な行動を取ります。

ギャップが凄い…。
たまたん含む謎の生物たちは一体何だったのか…?
これ、何の話だったのか…?
読み終わった後、よくわからない哀愁と、その不可思議さを忘れることが出来ない絵本です。
いい意味で意味が分からない絵本(笑)

かにつんつん

擬音絵本です。
明確なストーリーや地の文がなく、妙な言葉だけを並べてくる絵本です。
基本的に擬音絵本は赤ちゃん向けですし、3~6歳くらいの子供に読み聞かせるには、かなり読み手の力量が必要です。
ただ読むだけじゃつまらなくて、読み手が上手く強弱や間を付けないとその面白さは発揮できないという強者…。
私は擬音絵本を面白いと思ったことは一度もありません!

でもこの「かにつんつん」は例外でした。平坦に読んでも充分面白い!
擬音絵本で面白いと感じたのはこの本だけです!
擬音が独特なのと、実は知っている人しかわからない言葉が隠されていて、作者に読み手の教養を試されている気分が味わえます。「これ、当然知ってるよね?」的な(笑)
大人心を上手くくすぐってくれます。

更に高ポイントなのが、簡単なひらがなとカタカナなので子供にも読める点ですね!
「今日は○○に読んで欲しいな~」っていうと、簡単だからか子供が読んでくれます。
舌ったらずに読むさまはかなり可愛いですよ!絵本にも子供にも癒される時間を過ごせます。

お前うまそうだな

凶暴なはずのティラノサウルスの感動話シリーズです。
一作目の「お前うまそうだな」を挙げましたが、このシリーズはどの話も泣けます。

有名な作品で、DVDにもなっていますね!

子供の好きな恐竜をテーマにしているので、男の子にはかなりヒットします。
しかし、この作品が一番ヒットするのは大人だと思います。
子供向け絵本にもかかわらず泣けてしまう…。というか、泣かせに来ています。
特に子育てや日々の生活で心が疲れていたら号泣間違いなしです。
逆に子供は泣かない(笑) 泣いてる大人にポカーンです…。
子供の寝かしつけで号泣とかちょっとアレなので、読むタイミングは慎重にね!
泣きたくなければ、繊細な人は読まないほうがいいです(笑)

また、ちょっとわざとらしいくらい良い話になっているので、そういうのが嫌いな人は苦手かも…。
私もちょっと苦手です…。おもしろいんですけどね…。

まとめ

「ねこざかな」「どろぼうがっこう」「たまたん」「かにつんつん」「おまえうまそうだな」

以上5冊でした!

いや~、正直絵本には全く興味がなかったし、今もないけど、この5冊は面白かった!
「子供に絵本読むけど、読んでてつまらないな…。」と感じる方、この5冊読み聞かせしてみてください。

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