長い長い夏休み、親子で暇を持て余しています。
そんな時は工作に限ります。
今回は、プラ版でマグネットを作ってみました。
材料
主な材料はこちらです。
今回はどちらもダイソーで100円のものを買ってきました。
- プラ版
- マグネットシール
プラバンとは、プラスチック製の薄いシートを使う工作です。
好きな絵を描いてトースターで加熱すると、縮んで固い板状になります。
以前はキーホルダーとして制作されることが多かったけれど、最近では色々なハンドメイド作品に利用されるようになりました。
トースターを使うので未就学児だけでは出来ません。
ですが、小学生なら大人の手助けが無くても作ることが出来るほど簡単です。
マグネットシールはその名の通り、磁石のシールです。
薄いシート状の磁石の片面がシールになっていて、好きな物に貼り付けられます。
磁石としての威力は弱いけど、使い勝手は良いです。
次に、使う道具などです。
- ハサミ
- 油性ペン他
- トースター
- アルミホイル
- ピンセット
上記のものがあれば完璧です。
プラ版に絵を描くには油性ペンが一番簡単です。
好きな絵を描く
プラ版の魅力は自分の好きな絵が自由に描ける点です。
が、我が家の子供たちはとにかく「絵」を描くのが嫌いです(笑)
おまけに下手です。
本人たちも下手な自覚があるから嫌いなんですがね…。
そんな子供でもプラ版なら大丈夫です!
プラバンは見本となる絵の上に重ねて、トレースして描けるからです。
下の画像は恐竜をトレースした場面です。
絵本や気に入ったイラストを直接トレースしてもいいし、それが難しいようならアウトラインだけ大人が絵に描いてあげても良いです。
この恐竜は、私がタブレットの画像をトレースしたものです。
子供と同じで私も絵が苦手(笑)トレースしないとまともな物は描けません。
ちなみに使った紙はクッキングシートです。便利。

あとは子供が自由に色を塗っていきます。
絵が苦手でも出来る作業なので、我が家の子供達もかなり楽しんでやっていました。
トースターで加熱する
絵が出来たら、トースターで加熱します。
この時、くしゃくしゃにしたアルミホイルの上に置きます。
しばらく加熱すると…ふにゃふにゃ・グネグネとプラ版が曲がります。
見ていてかなり面白いです。
そして見る見るうちに縮んで、縮みきったら取り出しましょう。
取り出すのは未就学児には危ない作業ですね。
でも小学生なら出来ると思います。
ピンセットがあると安心だし、とてもやりやすいです。
取り出した後はまだふにゃふにゃなので、分厚い本に挟んでまっすぐになるようプレスしておきます。
マグネットシールを張る
このままのプラ版でも可愛いけど、今回はマグネットにします。
と言っても、やる事はマグネットシールを張るだけですから超簡単!

子供にマグネットシールとハサミを渡してこの辺りは丸投げしました。
子供達は出来たプラ版のサイズに合わせてマグネットシールをカットし、手際よく張っていました。
完成
あっという間に完成です!
作業時間は大体1~2時間位でした。
作る個数と絵に対する情熱によって作業時間は変わります(笑)

有名キャラクターや文字、本人にしか理解できない絵など…
ネットで見るようなハンドメイド作品には遠く及ばない出来栄えですが…
小学生にとっては楽しい工作となりました。
なにより「絵」が大嫌いな我が家の子供がトレースとはいえ「絵」を描いているので、相当面白いのだと思います。
マグネットにすれば冷蔵庫やホワイトボードに貼って遊べるのもいい点です。
注意点
絵をトレースするなら白いものがおすすめです。
というのも、透明だとなぞった線が下絵と混ざって見えなくなるんです。
その点、白いプラ版なら、下絵が見えつつ自分の書いた線も見えるので、とてもトレースしやすいです。
また白地ならマグネットの黒が見えないのも良いです。
もしキーホルダーにするのなら穴あけは加熱前にする。
加熱前なら穴あけパンチで簡単に開けられます。
縮むことも考えて、大きめの穴があけられると良いですね。
加熱後のプラ版はかなり固いので、気軽に穴はあけられません。
穴は大きめにあける。
キーホルダーや糸を通す穴も、加熱すると小さくなります。
普通の穴あけパンチの穴だと、よくあるボールチェーンは大きくて通せません。
穴を大きめにあけるか、細めのチェーンを用意しましょう。
まとめ
かかった材料費は200円、それで楽しい工作が出来ました。
絵が苦手な子でもちゃんとしたものが作れる「プラ版マグネット」。
かなりおすすめなので夏休みに子供と一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
ダイソーのこちらの商品も子供との工作におすすめです。
安いのにかなりのクオリティなので見かけたら作ってみてください。