人気の低木に「シモツケ」というものがあります。
私も2種類のシモツケを育てています。
色合い・サイズ感・一年間の様子をまとめていきます。
シモツケとは
- バラ科
- 落葉低木
- 春の開花
- 赤・ピンク・白などの花
栃木の昔の呼び名「下野」から名前の来ている落葉低木です。
別に栃木にしかない訳じゃなく、日本の至る所で育っています。
山に行って道沿いの植物を観察すると、たまに見かけるくらいよくあります。
背丈が高くなりすぎず低すぎず、ちょうどいいので庭植えにも人気があります。
植え付けから3年目の様子
購入したのは3年前です。
購入時は小さな黒ポット苗で、高さは15㎝くらいでした。
半日陰の場所に地植えしています。
シモツケは落葉低木なので、秋には紅葉して冬には枝だけになります。
4月になると新芽が芽吹きだし、奇麗な緑色を見せてくれて、こんな感じです。
3年目でこのくらいの大きさです。
かなり小型ですね~。
![2種類のシモツケ](https://i1.wp.com/kosoburo.com/wp-content/uploads/2020/05/CIMG4426-scaled.jpg?fit=576%2C1024&ssl=1)
明るい緑色のものと、黄色が強いものの2種を育てています。
品種は不明です。
同じシモツケですが、見た目・花の様子・育つ速度が結構変わってきますね。
購入時よりは大きくなったけど、「すごい成長力!」とは言えませんね。
実は地植えで育て始めて、一回だけ植え替えをしました。
この植え替えがなければもう少し大きくなっていたと思います。
明るい緑のものの様子
![緑の葉のシモツケ](https://i0.wp.com/kosoburo.com/wp-content/uploads/2020/05/CIMG4425-scaled.jpg?fit=1024%2C576&ssl=1)
![シモツケの葉](https://i1.wp.com/kosoburo.com/wp-content/uploads/2020/05/CIMG4497-scaled.jpg?fit=1024%2C576&ssl=1)
切れ長の葉っぱです。周りのギザギザが細かめですが、触っ痛いとかはありません。
6月になり随分大きくなりした。花も咲き始めています。
この緑の葉の方は、白にピンクが混じって咲きます。
![白にピンクの混じった花](https://i1.wp.com/kosoburo.com/wp-content/uploads/2020/06/CIMG4817-scaled.jpg?fit=1024%2C576&ssl=1)
こんな感じです。白9.5割ピンク0.5割といった感じでしょうか。
少しだけどピンクが入ると一気に華やかになります。
黄色のものの様子
![黄色の葉のシモツケ](https://i0.wp.com/kosoburo.com/wp-content/uploads/2020/05/CIMG4424-scaled.jpg?fit=1024%2C576&ssl=1)
![シモツケの葉](https://i0.wp.com/kosoburo.com/wp-content/uploads/2020/05/CIMG4496-scaled.jpg?fit=1024%2C576&ssl=1)
緑のものより葉っぱが丸っこいです。
かなり黄色みの強い明るい色なので、花がなくても目を引きます!
こちらの開花はこんな感じです。
![ピンクの花のシモツケ](https://i2.wp.com/kosoburo.com/wp-content/uploads/2020/06/CIMG4784-1-scaled.jpg?fit=1024%2C576&ssl=1)
![拡大したシモツケの花](https://i1.wp.com/kosoburo.com/wp-content/uploads/2020/06/CIMG4783-scaled.jpg?fit=1024%2C576&ssl=1)
ピンクの小さな花が明るい緑といい感じになっています!
植え付けから5年目
早いものでもう5年経ちました。
5年生のわが家のシモツケ、こうなっています。
![5年目のシモツケの様子](https://kosoburo.com/wp-content/uploads/2022/04/20220421_155733.jpg)
ちょっと大きくなりました!
とはいっても全然巨大化はしていません。
というのも、冬の間にガッツリ剪定したからです。
このくらい小ぶりなサイズが好きなので、切ってしまいました。
まぁ、別に剪定しなくてもそんなに大きくなりませんがね。
実際に育てた感想
全く手のかからない植物です。
肥料がいらない。
害虫が付かない。
剪定もいらない。
巨大化しない。
やる事が無さすぎて拍子抜けです…
完全放置でも毎春綺麗な花を咲かせてくれます。
この花がまた、ほわほわとしていて可愛いんですよね。
バラのような華やかさはないけれを、野性的な味わいと可憐さがいい感じです。
また花後も、葉で楽しませてくれます。
夏には鮮やかな緑、秋には黄色~オレンジが庭を彩ってくれます。
とまぁ、こんな感じに全体としてかなり優秀な植物です。
ただ、どうしても拭えない地味感…
でも!主役にはなれない代わりに、脇役としては超一流です!
まとめ
ほわほわした花が可愛く、育てやすい植物でした。
そんなに大きくならないので、剪定などの管理をさぼっても大丈夫(笑)
邪魔になってきたら冬に切り戻してあげましょう。
綺麗な色の葉の品種も多く、庭のアクセントに一役買ってくれます。
放ったらかしの植物が大好きな人にとてもオススメです。