【シモツケ】育ててみた感想。

ガーデニング
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人気の低木に「シモツケ」というものがあります。
私も2種類のシモツケを育てています。
色合い・サイズ感・一年間の様子をまとめていきます。

シモツケとは

  • バラ科
  • 落葉低木
  • 春の開花
  • 赤・ピンク・白などの花

栃木の昔の呼び名「下野」から名前の来ている落葉低木です。
別に栃木にしかない訳じゃなく、日本の至る所で育っています。

山に行って道沿いの植物を観察すると、たまに見かけるくらいよくあります。
背丈が高くなりすぎず低すぎず、ちょうどいいので庭植えにも人気があります。

植え付けから3年目の様子

購入したのは3年前です。
購入時は小さな黒ポット苗で、高さは15㎝くらいでした。
半日陰の場所に地植えしています。


シモツケは落葉低木なので、秋には紅葉して冬には枝だけになります。
4月になると新芽が芽吹きだし、奇麗な緑色を見せてくれて、こんな感じです。
3年目でこのくらいの大きさです。
かなり小型ですね~。

2種類のシモツケ

明るい緑色のものと、黄色が強いものの2種を育てています。
品種は不明です。
同じシモツケですが、見た目・花の様子・育つ速度が結構変わってきますね。
購入時よりは大きくなったけど、「すごい成長力!」とは言えませんね。
実は地植えで育て始めて、一回だけ植え替えをしました。
この植え替えがなければもう少し大きくなっていたと思います。

明るい緑のものの様子

緑の葉のシモツケ
シモツケの葉

切れ長の葉っぱです。周りのギザギザが細かめですが、触っ痛いとかはありません。

6月になり随分大きくなりした。花も咲き始めています。
この緑の葉の方は、白にピンクが混じって咲きます。

白にピンクの混じった花

こんな感じです。白9.5割ピンク0.5割といった感じでしょうか。
少しだけどピンクが入ると一気に華やかになります。

黄色のものの様子

黄色の葉のシモツケ
シモツケの葉

緑のものより葉っぱが丸っこいです。
かなり黄色みの強い明るい色なので、花がなくても目を引きます!

こちらの開花はこんな感じです。

ピンクの花のシモツケ
拡大したシモツケの花

ピンクの小さな花が明るい緑といい感じになっています!

植え付けから5年目

早いものでもう5年経ちました。
5年生のわが家のシモツケ、こうなっています。

5年目のシモツケの様子

ちょっと大きくなりました! 
とはいっても全然巨大化はしていません。

というのも、冬の間にガッツリ剪定したからです。
このくらい小ぶりなサイズが好きなので、切ってしまいました。
まぁ、別に剪定しなくてもそんなに大きくなりませんがね。

実際に育てた感想

全く手のかからない植物です。

肥料がいらない。
害虫が付かない。
剪定もいらない。
巨大化しない。

やる事が無さすぎて拍子抜けです…

完全放置でも毎春綺麗な花を咲かせてくれます。
この花がまた、ほわほわとしていて可愛いんですよね。
バラのような華やかさはないけれを、野性的な味わいと可憐さがいい感じです。

また花後も、葉で楽しませてくれます。
夏には鮮やかな緑、秋には黄色~オレンジが庭を彩ってくれます。

とまぁ、こんな感じに全体としてかなり優秀な植物です。
ただ、どうしても拭えない地味感…
でも!主役にはなれない代わりに、脇役としては超一流です!

まとめ

ほわほわした花が可愛く、育てやすい植物でした。
そんなに大きくならないので、剪定などの管理をさぼっても大丈夫(笑)
邪魔になってきたら冬に切り戻してあげましょう。


綺麗な色の葉の品種も多く、庭のアクセントに一役買ってくれます。
放ったらかしの植物が大好きな人にとてもオススメです。

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