修景バラの代名詞、ドリフトローズ。
その中のスウィートドリフトを育てているので、様子を書いていきます。
スウィートドリフトとは
- ドリフトローズの一種
- 樹高約1m
- 四季咲き
- 耐病性強い
公園などに使われる修景バラの一種です。
ドリフトシリーズには「スィートドリフト」「ピンクドリフト」「アプリコットドリフト」など数種類があります。
強健な性質で、管理もあまり必要ないのが特徴です。
実際に育てた感想
真夏にホームセンターで投げ売りされていた物を購入しました。
だって300円だったんです…安!大きめポットに挿し木されている物でした。
少し弱っていたけど、十分生きていたので地植えしてみました。
成長の様子
当初は樹高15センチほどで、元気な葉もほとんどない状態でした。
ただ、根元に赤くぷっくりとした芽が出そうな部分が何か所もあったので、「あ、これ行ける!」と思いそのまま地植えしました。
8月に地植えして花は咲くことなく冬になりました。その時点でかなり成長してきていて、樹高30㎝にはなっていました!
翌年春にさらに元気が良くなってきてどんどん大きくなっていきます!
5~6月のバラシーズンには樹高1m横張1m程になって綺麗に花を咲かせてくれました。
その後も冬まで花を何度か咲かせてくれます。
そして、植え付けの翌々年…。爆発しました!!
樹高1.5m、横張は何と3m以上!!
完全に予想外です。植え付け時に調べた横幅は1mくらいってあったのに。
おかげでかなりのスペースを占拠し、駐車場の方まで枝が進出してきます…。
地植えだからでしょうか??植えた場所と相性が良かったとか? 若しくはかなりポテンシャルの高い個体だったのか…?
どっちみち嬉しいような迷惑なような誤算です(笑)
ドリフトローズ、かなり大きくなります!
病害虫の発生
本当に強いバラです。
無農薬でもほとんど発生しませんね。たまーにアブラムシがつく程度です。
それだって少しだけなので、気にならなければ放置でいいくらいです。
花の様子

直系5㎝程のものがブーケ状態に咲きます。
たまにステムが長いものが出てきますが、ほとんどは規則正しく同じくらいのステムで咲いてくれるのでまとまりが良いです。
ピンクの花びらがひらひらと重なり合って、完全に開いてもほとんど中心のしべが見えません。
しべが見えると汚くなってしまうバラも多いけど、スウィートドリフトは奇麗に咲いてくれます。
ただ、雨に当たると少し色染みが出ます。


花の後は勝手に花びらが散ってくれるというか、むしろ首ごとボトッと落ちます。
花柄を処理しなくても見苦しくないのは楽で良いです。
この辺りの特性はさすが修景バラといったところでしょうか?管理が必要なし。
樹形及び葉の様子
先にも書きましたが、かなり横張り性が強いように感じました!
1m程度のスペースじゃ足りません…。もし省スペースで育てるなら、伸びる枝をどんどん切るしか方法はなさそうです。
花を繰り返し咲かせてくれるバラなので、花が終わったらその都度ざっくり切るのがちょうどいいです。
まぁ、そうなると管理する手間が増えてしまうんですけど…しょうがないですね…。
広いところに植えれば、かなりのスペースをピンクの花で飾ってくれます。
花柄切もいらないので、管理は冬の剪定だけでOKという優れものです。
葉っぱは緑色が濃い目で、サイズは小さめサイズです。

まとめ
予想していたよりも大きくなるバラでした!!
ただ、横には大きくなるけど高さはそんなに出ません。そこを踏まえて植え付けるといいですね。
病害虫に強い&管理が楽なのはかなりの高ポイントです。
綺麗に何度も返り咲いてくれるので、真夏の庭でも綺麗に彩ってくれます。
他のドリフトローズも同じような性質だとすれば、かなり優秀なバラたちだと思います。
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