ボレロというとても人気のある白薔薇、育てている方も多いのではないでしょうか。
今回、そんなボレロのボロボロな苗を植え付けることになりました。
ボレロの生命力を信じて、復活できるか実験してみます。
ボレロとは

- 作出年度:2004年フランス・メイアン社
- 花期:四季咲き
- 樹形:コンパクトなブッシュ
- 花色:白(桃色~黄色が混じる)
- 花形:ロゼット型の花
- 香り:強い
- 耐病性:強い
とても育てやすく美しく、いい香りのする優秀なバラです。
私もすでに一株育てていますが、真夏以外はずっと咲いています。
香りが良いからか花部分に虫が良くくるので、きれいに咲かせるには消毒が必要です。
ボロボロな苗を植えてみる
今回植えるボロボロの苗ですが、現在育てているボレロを挿し木したものです。
順調に育っていたのですが、事情により植え替えることになりました。
掘り上げた際の苗ですが、このようになっています。

細かい根もなく、地上部は強剪定の状態です。
まだ9月初めなのに、まるで冬の裸苗のようです。
掘り上げるのが難しい場所だったため、やむなくこのような状態になりました。
ちょっとこれは無理かな~と思いつつ生命力を信じて植えてみました。

わかりますか?
とても可哀そうな見た目ですね~残暑に耐えられるか不安です。
その後の姿
植え付けから三週間経ちました。
どうなったかというと…

すごいです。生きています。
まだまだ柔らかい状態ですが、新芽がこんなに育ってきています。
ボレロは強健で育てやすいけど、こんなにも強いとは思いませんでした。
さらに植え付けから1月後には…

完全に復活しました!
追記:植え付けから約9カ月、初のバラシーズンに美しい花を咲かせてくれました!!

あんなにボロボロな状態から、こんなに奇麗な花を咲かせてくれる何て、なんていい子なの~(^^)
成長具合も順調なので、この調子でどんどん大きくなって、沢山花をつけてくれることを期待しています!
まとめ
ボレロはかなり強健
9月にボロボロな状態で植えてもちゃんと育つ
改めてボレロの素晴らしさを実感できました。
上述のようにとても強くて育てやすいので、興味のある方はぜひ育ててみてくださいね。