小さくて涼やか!可愛い花「イリス クリスタータ」育てる。

ガーデニング
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アヤメによく似た花をつける「イリスクリスタータ」を育てています。
個人的にかなり好みの見た目で、かつ栽培容易なのでとてもオススメの植物です!
どんな特徴の花なのか紹介していきます。


イリス クリスタータとは

  • アヤメ科アヤメ属
  • 多年草(宿根草)
  • 高さ10~20㎝
  • 4月~6月に開花
  • 白~青の花

アヤメ科アヤメ属の植物です。
日本の植物ではなく、外国原産の植物です。
丈は10~20㎝くらいと低めです。


名前の「イリス」とは「虹」という意味の言葉だそうです。なんておしゃれ!!

育てた感想

管理

丈夫な宿根草で、勝手に夏越し&冬越ししてくれます。
病害虫も発生しているのを見たことがありません。
もっともアヤメ科は全体的に丈夫ですもんね!この「イリス クリスタータ」も例にもれず丈夫なんでしょうね!

水の管理も地植えなら雨のみでOKです。
日陰でも日向でも大丈夫ですが、半日陰の方が圧倒的に花が綺麗です。

増やし方ですが、株分けで簡単に増やすことが出来ます。
掘り上げて適当に手でちぎり分けて植え付ければOKです。
真夏や真冬を除けば、ほぼ100%成功します!
株分けしなくても徐々にテリトリーを広げるように増えますが、早く増やしたい場合はどんどん株分けした方がいいです。

開花の様子

この「イリス クリスタータ」、冬の間は地上部の葉が枯れます。
地中の根っこと、地面にへばりつくような網目状の茎(?)部分で冬越しをします。


そして4月になると地面に網目状になっていた茎(?)から新芽が出てきます。

イリスクリスタータの葉

上の写真が新芽の様子です。
う~んどう見てもアヤメ科ですね!地面部分には前年度の葉っぱが枯れたものがそのままになっています。
その枯葉の下で太い茎(?)が地面にべったりくっついています。


イリスクリスタータの蕾

4月下旬になると立派な蕾が出てきます♪
花が開いた状態も綺麗なんですが、この蕾もかなり素敵です。
開花前の状態が一番ウキウキするというのでしょうか…。
葉も蕾もとても鮮やかな色合いなので、この状態から同どう開花するのか楽しみになります。

イリスクリスタータの花
イリスクリスタータの花

一週間もすれば開花です!!
これがまた奇麗な花なんですよ~。アヤメやアイリスより小ぶりな花で、可憐です。
白色品種もあるようですが、我が家の物は青色です。「イリス=虹」というのも納得の奇麗な色合いです!

そして…個人的に一番いいと思っているのが!

この低さ!!

アヤメやアイリスなんかはもっと背丈が大きくなりますが、この「イリス クリスタータ」はこんなに低いサイズです!
背が低いから他の植物に隠れて目立たないこともあるけど、実は隠れるように可憐な花が咲いている…というのがいいですね~。
遠くからみてもパッと目立つアイリスとかもいいんですが、こちらは「他の物に隠れて何も無いかと思いきや、奇麗な宝石があった!」みたいな感覚を楽しめるんです!

以前、雑木林に植えてあり、木漏れ日の中開花している「イリス クリスタータ」を見たことがありますが、超絶素敵でした!
出来ることなら私も雑木林の中に植えたい~! まぁ雑木林なんて持ってないから無理ですが!

このように花壇に奇麗に植え付けるより、雑木やナチュラルな草花と組み合わせるのに向いている見た目だと思います。

ただ一点!残念な点が…
我が家の開花状況を観察した結果、開花期間は1週間持ちませんでした!
蕾の期間は除き、一番最初の花の開花~萎れてしまうのに約1週間です。見ごろが非常に短いです。
今年度は一気に気温が上がったため、その関係で早く枯れてしまったという可能性はありますが、それにしても短いです。
1ヵ月くらい綺麗に咲き続けてくれると嬉しいのですが…、まぁ仕方がないですね。

まとめ

可憐!丈夫!な「イリス クリスタータ」でした。


アヤメと似た花ですが、背が低くていろんな場所に使いやすいです♪
唯一、開花期間が短いのが玉に瑕かも…。


総合的にとてもいい植物なのでオススメです。育てるならできれば半日陰で綺麗に花を咲かせましょう!

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