家庭菜園「イチゴ」徹底的に害虫対策をしてみる①

ガーデニング
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家庭菜園でイチゴはかなり人気があります。
我が家でも数年前から育てています。しかし!一度も満足のいく収穫が出来ていません!
原因は害虫! 今回本気で対策してみたで結果を見ていきます。

イチゴ自体は育てやすい

家庭菜園で人気があるだけあって、育てるのはとっても簡単です。
春に苗を1株植えておけば、ランナーというものを出して勝手に増えてくれます。
数年でイチゴ畑が出来る程に増えてくれるので、収穫さえキチンと出来ればとてもお得です!

また、病気にも結構強いです。
我が家では消毒を1度もしませんが、たまに斑点が出るくらいです。
地植えなら水やりもしなくてOK。
勝手に育ってくれるいい子です。

害虫が問題

苗の育成から実が付くところまでは、何の苦労もありません。
問題は!!実が赤くなる時期です!!

鳥・ナメクジ・その他の害虫…。そろそろ収穫♪って頃合いで出てくるんですよ!
赤くなって食べ頃の実に引き寄せられて…おかげでイチゴは齧られた穴などが多数…。
子供に「このイチゴ食べていい?」と聞かれて、「それは齧られてるからやめておこうね」と言わなきゃならないのですよ。
「どんとお食べ!」と言いたい!!

という事で、今回初めて本格的に対策をしてみることにしました。
ちなみに害虫に関しては無農薬で頑張ります!

対策① 畔波で高さを出す

畔波で高さを出したイチゴ

昨年我が家で一番猛威を振るったのはナメクジです。ナメクジは地面を張ってやってくる!!

という事で、畔波を使って高さを出してみました。
簡単レイズベッドです♪
本当はプランターに植えて地面との接地部分を少なくする方がいいのでしょうが、プランターだと水やりがね…
極力、日々の世話をしたくないので地植えは譲れないんです。
妥協策で畔波です。
これはたまたまカインズホームに行ったときに売っていた物で、そんなに高くなかったので買ってみました。
本来は田んぼの畔に使うもののようです。
ゴムみたいなもので出来ていて、自由に曲げることが出来、端と端を連結できます。
2枚使って丸い形に繋げてみました。

お洒落さを追求するなら、レンガを組んでレイズベッドを作るといいでしょう。
予算はかなりかかりますが…。


高さを出したからと言ってナメクジが上ってこない訳じゃいけど、多少は効果があるんじゃないかと期待しています。
また、対策②を行うにはこの形状の方が好都合です。

対策② 寒冷紗で覆う

害虫が侵入してくるなら、完全に覆ってしまえばいい!! 

という事で寒冷紗の出番です。
寒冷紗とは植物を覆って保護する布です。
ちょうど以前使った余りが眠っていたので、それを使いました。
切れ端で、幅70㎝位・長さ5m位の細長い布状です。

ちなみにダイソーで購入したものです。ダイソー何でも売ってますよね…。

寒冷紗で覆ったイチゴ

こんな感じです。
畔波に寒冷紗をぐるっと一周させて、ガムテープで止めています。
畔波が綺麗な側面なので、簡単に隙間を無くすことが出来ます。
寒冷紗のサイズは長さは余裕だったけど、幅がギリギリでしたね。
何とか口部分を洗濯ばさみで止められました!もう少し幅が無かったら止められない…。

これで物理的には入れないはずです!!

ただし、昼間は開けておこうと思います。

寒冷紗を開けた状態


そうしないと虫が受粉してくれないので実がなりませんもんね。
憎きナメクジは大抵暗いうちに活動するようなので、夕方~朝の間だけ洗濯ばさみで閉めておきます。
正直言うと大変面倒なのですが、苺の収穫時期だけの作業なので我慢します(笑)
今年こそは満足する収穫を迎えたいんです!


対策③実が地面に付かないようにキープ

イチゴの実が地面に付くと、そこから虫・病気の餌食になりやすいです。
こんなイチゴ専用の棚があるくらい大事みたいです。

本当はこれが欲しいけどわざわざ買うほどじゃない…という事で、代用です。
用はイチゴの実が地面につかなければいいんですから、いくらでもやり用はあります。
とりあえず「実がついている茎」と「葉の茎」を麻ひもでくくって見ます。
これでイチゴの重さで茎がしなだれても地面には付きません。

麻紐でくくったイチゴ

これはもっといい方法がありそうですが…とりあえず良しとします。

ちなみにですが、土はね防止用に敷いていたバークチップは撤去しました。
実はチップと土の隙間にアリやダンゴムシが発生していたんです。

しかもバークチップの淵にイチゴが接触してしまい、そこが痛んできています。
なので急遽撤去してただの土に戻します。虫、傷、絶対ダメ!


結果①&打開策

結果こうなりました!

何かに食べられたイチゴ

おーい!めっちゃ食べられてるし!
ダメでした…。どうして?

おそらくですが、虫の対策の方は上手くいったと思います。
では、何が食べたのか?
考えられるのは昼間に鳥がつついてしまったとうい可能性です。
夜間の寒冷紗だけじゃダメという事ですね。

虫だけじゃなく鳥の対策も必要となると!もう最終手段に出ます!

タック付きプラ袋で保護したイチゴ「
お茶パックで保護したイチゴ

チャック付きプラ袋(お尻部分はカット)&お茶パックです。
どちらも家にあった余りものです。
難点は、1個1個被せなきゃいけない点です。代わりに寒冷紗はもういいかな。
これなら虫も鳥も手が出せないでしょう!

もしこれでダメならお手上げです…。
イチゴ栽培は諦めて、代わりの何かをこのスペースに植えます…。

結果②

最終結果です。

収穫したイチゴ
収穫したイチゴ

綺麗なイチゴが収穫できました!やったー!

チャック付きプラ袋の方も、お茶パックも両方優秀でした。
強いて言うなら、プラ袋の方が赤くなるのが良く見えるので見ていて楽しいです。
でもお茶パックの方が安いです(笑)

まとめ

最終的にイチゴ1つ1つを直接保護する方法が一番確実でした。
オススメはチャック付きプラ袋かお茶パックです。

しかし、やはり1つ1つ被せるのは正直面倒くさい…。
来年はどうしようか? 1年かけてじっくり適当に考えることにします。

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