一年草ガーデンの長所と短所、ミックスフラワーを育てて思ったこと

ガーデニング
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庭仕事を始めて数年経ちました。
毎年「ミックスフラワーシード」にお世話になり、1年草の開花を楽しんでいます。
1年草の長所と短所が分かってきたので、日々感じていることを書いていきます。

お花畑が作れる

ミックスフラワーと言えばお花畑!

1年草が春に咲きそろう様は、本当に華やかで心躍ります。
上手に育てれば、雑草が生える隙間が無いくらい美麗な花で庭が埋まります。
バラなどの花木と合わせれば、さらにゴージャスになること間違いなし。

私も庭仕事1年目には、庭全体にミックスフラワーシードの種を蒔きました。
ゴールデンウィークに一斉に開花し、1日で庭が花畑になった景色は未だに忘れられません。
多分、下手なフラワーパークの庭園よりよほど綺麗でした!

ミックスフラワーの1年草は、華やかな花だったり、可憐な花だったり、色々な花が混ざっています。
それらが共演するのはかなり見ごたえがあります。

育てやすい

ミックスフラワーシードの1年草はどれもかなり育てやすいです。
土地・気候が合わず、どうしても育たない種類もありますが、たいていの種は発芽・成長・開花まで順調に行ってくれます。

病害虫もそんなに発生せず、管理といえば種まき直後の水やりくらいです。
ポットで育苗するなら別だけど、そんなことする必要もないくらい直播で力強く育ってくれます。
あと適当に種をバラ撒いた方が、ランダムな感じがして素敵です。

ちなみに種まきは秋&早春の2回です。
経験上、秋撒きの方が大株になって翌春に開花します。
早春の方はかなり早めに撒かないと、春の開花シーズンを逃してしまいます。
それだともったいない…。
私は秋も早春も両方撒いています。

見ごろは短い

難点もあります。
それは見ごろが短い事!

ゴールデンウィークあたりの一斉開花はそれはそれは見事です。
が、そこがピーク…。
1ヵ月ほどで見ごろは過ぎて、後はポツポツと遅咲きの花が咲く程度です。

1つの株が数ヶ月ずっと咲き続けるということはなく、たいていの花は一斉に咲いて一斉に散っていきます。
たまに切り戻せば2番花が咲いてくれるものもありますが、ボリュームはどうしても落ちてしまいます。
華やかな庭がだんだん地味になっていく様はちょっと寂しいです…。
だから宿根草と組み合わせたり、夏に咲く1年草を跡地に植えるんですが…。
そのバランスがまた難しいのです。


園芸店で売っているビオラなどは冬~初夏まで咲いてくれますが、それはいい感じのタイミング&温度管理して育苗しているからです。
自分で種から育てるのでは、なかなか出来ません。
春から秋までずーと派手に咲いてくれるミックスフラワーが出来たら売れること間違いなし!

花後が汚い

花の後には当然種が出来ます。
この種、採取してもいいし、そのままにしてこぼれ種としても良いです。
翌年以降の庭に貢献してくれます。

が! いかんせん種が出来る=枯れるということです。
そう、全体的に茶色くなって汚くなってしまうんですよ…。

5月に一斉に開花した花たちが一斉に枯れて茶色になるのは、お世辞にも綺麗とは言えません。
自然の摂理な訳ですが、庭を綺麗に見せたい身としてはいただけない…。
なので、花が終わったら種は諦めて、その株を撤去します。
そして跡地に別の花を植える…のが一般的なようですね!
私は植えていません。1年草のポット苗は基本的に買わないので、植えるものが無いのです。

結果、庭はスカスカ、雑草は生え放題です。
それは嫌で宿根草もちょこちょこ植えていますが、そうすると1年草花畑スペースが圧縮されます。

1年草と宿根草のバランス、開花時期の調節が上手な人が「庭づくりが上手い人」なのだとしみじみ思います。
いや、本当にそのバランスが難しい。

数年たった結論

宿根草とうまくバランスを取ったり、1年草のスペースを縮小して見たり、色々庭をいじりました。
で、結局「庭づくり1年目の花畑」に戻ってきました!

決め手は「最初の時が一番キレイで面白い庭だったね」という母の一言です。
うん、私もそう思う!

綺麗に管理して、色々植えて、そこそこ綺麗な庭に保ってはいるけれど…
最初の花畑以上に心に響く光景は作れませんでした。
花の後が汚いという難点はありますが、自然のサイクルとして受け入れましょう!
そのまま放置してこぼれ種として使います。

この秋は庭中にミックスフラワーシードを撒きますよ~
来春にはまた花畑を復活させて見せる!

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比較的安価で色々な種類がり、見ているだけで楽しいです。

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