こぼれ種で育つ【オルレアホワイトレース】育てて見ました。

ガーデニング
スポンサーリンク

バラに合う一年草の「オルレアホワイトレース」を育てています。
こぼれ種で毎年大量に開花するので、その様子を書いていきます。

オルレア ホワイトレースとは

  • 一年草
  • 春に開花
  • 白い花
  • こぼれ種OK

オルレアホワイトレースは、名前の通り白いレースのような花を咲かせる一年草です。
大変育てやすくて、こぼれ種でどんどん増えてくれます。

春先に園芸店でポット苗が出回ります。
種もネットのお店やメルカリで売っています。

ちなみに、よく似た名前と見た目の花に「レースフラワー」があります。
間違えないようにしましょう。

実際に育てた感想

種から成長する様子

我が家では、数年前にポット苗を買いました。
本当は種が欲しかったのですが、当時どこにも売っていなくて仕方なく…。
たった一つの苗でしたが、種が大量に出来たので、そこからは種で毎年育っています。

さて、種から育てるパターンですが…。
基本的にはこぼれ種で勝手に育ってくれます。
花が終わると、茶色くカラカラに枯れて種が出来ます。
それを翌年咲かせたい場所にパラパラしておけば、勝手に育ってくれるんです!


ちなみに秋に発芽する場合と、春に発芽する場合があります。
秋に発芽すると、最初は小さな苗で冬を迎えます。

オルレアの冬越し

このように葉っぱが地面にへばりつくように冬越しします。
この状態の耐寒性はかなり強いようで、雪に埋もれても霜にさらされても枯れません!

その後、気温が上がってくると上方向に伸びてきます。
冬越しした苗は、開花まで時間があるためかかなり大きくなります。
草丈50㎝は余裕で超えます!!

一方、春に発芽した方はそこまで大きくなりません。我が家では大体30㎝くらいでしょうか?
コンパクトに育てたいなら、敢えて種を春撒きにしてもいいですね♪

また、人が歩く場所ではこんなに小さく咲いてくれます。意外と打たれ強い植物ですね~

通路で小さく咲いたオルレア

踏まれてしまって大きくなれなかった結果なので、本当は残念なはずですが…
個人的にはこのくらい可愛いサイズの方が好きですね。

病害虫の発生

ありません!

強いて言うなら、満開時に白いレースに小さな虫が大量に群がることがあります…。
苗に損傷はないのですが、見かけると気持ち悪いです。

花と葉の様子

オルレアの花
オルレアの花のアップ

う~ん、名前通りの花ですね!白いレース!

この花、開花時期がちょうどバラとかぶります。
なのでバラに合う花としてよく育てられています。

人参みたいなオルレアの葉

葉っぱはこのように人参の葉にそっくりです。
それも当然で、同じセリ科なんですよね~

ちょっと注意

すっごく簡単に増えていきます。
人が種を取ってパラパラ撒かなくても、勝手にこぼれて増えていきます。

ただそれがある意味問題で…沢山増えて一斉に開花するのは綺麗なのですが…夏には枯れますからね!
夏以降はただの茶色の枯れ草です!!一気にその場所が寂しくなるんですよ!
他の多年草などとうまく組み合わせないとです…。

また、種がトゲトゲしていて痛いんです…。
まるでハリネズミみたいな種で、素手で採取すると場合によっては怪我をするかも。
種を取るときはゴム手袋をつけましょう。軍手だと布にくっついてしまいます。

まとめ

一つの苗から出来る種だけで、翌年は白い花畑が出来ます。
こぼれ種で勝手に簡単に育ってくれて、手間がかからないこと!

一年草なので夏には枯れますが、他の植物と上手く合わせるといい感じです。
一度庭に植えてしまえば、毎年バラのシーズンに白いレースが見れるのは素敵ですね。