【親子で登山】「相馬山」子供も登れるけど、梯子と岩は気を付けて!

おでかけ
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最近親子で山に登っています。
とはいっても、本格的な登山は難しいので、短時間でパッと登れる山限定です。

今回は群馬県にの榛名湖周辺の山「相馬山」に登ってきました。

相馬山

所在地:〒370-3504 群馬県北群馬郡榛東村広馬場

登山口:群馬県高崎市榛名湖町 松之沢グラウンド駐車場

所要時間:約2時間

トイレ:松之沢グラウンド駐車場トイレ(冬季閉鎖)

周辺観光:水沢寺・伊香保温泉・榛名湖

群馬県高崎市にある榛名湖近くの山です。
最寄りのヤセオネ駐車場から登ると往復1時間程です。

今回は松之沢グラウンド駐車場に停め、 関東ふれあいの道を通って登ってみました。
このルートだと途中で「スルス岩」もあるので、そっちも見れたらいいなと思います。

コース記録

所要時間約2時間  

9時10分   駐車場→徒歩60分
9時35分  スルス岩→徒歩30分
10時00分  相馬山鳥居→休憩5分
10時25分  山頂→徒歩20分
11時00分  ヤセオネ駐車場→徒歩20分
11時20分  駐車場

午前9時あいにくの曇天です。
今回は榛名湖山麓の相馬山に登ります。

一番早く登れるのは、「ヤセオネ駐車場登山口」で、往復1時間程との事。
しかし、今日は「関東ふれあいの道」というのを散策しながら登りたいと思います。

駐車場は、グラウンドの駐車場です。
トイレはあるけど、冬季は閉鎖するようです。

さて、まずは舗装道路を進みます。
車道、左手奥に見えるのがおそらく相馬山でしょう。
あそこまで行くのか~。

駐車場からの道と相馬山
相馬山へ続く関東ふれあいの道


関東ふれあいの道詳細

緩いカーブを曲がってしばらくすると、左手に遊歩道が現れます。
これが関東ふれあいの道です。

最初は木製の階段が続きます。
いかにもファミリー向けのハイキングコースと言った感じですね。

山道最初の階段


左手には榛名富士が見えます。
相変わらず綺麗な形をしています。

左手に見える榛名富士

しばらく行くと、「スルス岩」の案内がありました。
手書きです。しかもかなり適当な感じ…。
こういう看板面白いですね!私は好きです。

このスルス岩は絶景ポイントらしいです。
ただ、落ちたら大けがではすまないらしい…。
雪も残っていて道が不安だし、小学生2人がいるので今回はやむなくスルーしました…。
いつか1人で登ってみたい!

スリルが評判のスルス岩

スルス岩の後はスルス峠です。
スルスって磨墨って書くのですね、絶対読めません。

スルス峠の東屋

さらに歩くことしばらく…赤い鳥居が見えました! 
ここまでの所要時間50分ほど。
良いハイキングでした。


さて、この鳥居が相馬山の入り口となります。
さっそく登っていきます。

相馬山入口の鳥居


鳥居の先は、ちょくちょく石碑・石仏が現れます。
どうやら相馬山は修験道にゆかりがあるとの事。
信仰の山なのですね~。

道中の石碑たち


途中には鎖もありました。
だいぶ古い鎖で、サイズが大きいです。

鎖場
古く大きな鎖


そして本日のメインイベント!
梯子です!

この梯子を登りたくて訪れたと言っても過言じゃない。
以前「霊山嵩山」の鎖を登って以来、息子2人がスリルを求め始めてしまいました。
「普通の山もいいけど、鎖とかがある山に行ってみたい」とリクエストが…。
それならばと選んだのがこの梯子です!

長い梯子


写真だとそんなに傾斜はないように見えるけど、正直めちゃくちゃ怖かったです。
雪があって濡れていて、かなり不安を感じるんです…。

息子達も無言で登っていました(笑)
いや、めげずによく行ったよ。

梯子の先は結構な急斜面になります。
岩場もあって、手足を使って登っていきます。
雪があって怖い…。
小学生連れてくるところじゃなかったかも。

雪が多く残る山頂付近


ほどなくして山頂です!
落ちなくて良かった~。

山頂からの展望はとてもいいのですが、今日はあいにくの天気で残念でした。
山頂にある神社(よくこんな場所に建てましたね)にお参りして下山します。

相馬山山頂
山頂の黒髪神社
黒髪神社の由来
相馬山の標識


下山しようとしたら、何とトイレを見つけました!
半分空中です。よくこんなとこに設置しましたね…使えるのかな?

山頂にあった謎のトイレ

あんなに怖くて、生命の危機を感じた梯子ですが。
下りは全然怖くありませんでした。

息子達も全く怖がらず、余裕で降りていました。 

後で話を聞くと、「登りは命の危機を感じた。でも下りは全く怖くなく余裕だった」との事。
見える視界の差か、経験か、気持ちの問題か…。人間て不思議です。

帰り道は、せっかくなので別ルートで帰ります。
相馬山麓の鳥居から、ヤセオネ駐車場の方へ向かいます。

こちらは起伏なく、平坦な道が続きます。
山道の終わりには鳥居が出現します。
相馬山山頂の神社の鳥居ですね。

ヤセオネ峠の鳥居


ヤセオネ駐車場を左に降りて、車道をひたすら下ります。
左手には登ったばかりの相馬山と関東ふれあいの道が見えます。
ついさっきまであの山のてっぺんにいたんですね~。

車道から見た相馬山


スルス岩も見えます。
ちょっと飛び出ている岩がそれです。
確かに景色良さそうですね。

車道から見たスルス岩

20分ほどで最初の駐車場に戻ってきました。
いや~梯子楽しかったです。

ちなみに、意外と登山客がいました。
中には高齢(多分)のおじいちゃんもいて、竹の杖片手に「は~、ほい」などの掛け声をかけて梯子を登っていました…。
おじいちゃん、元気すぎる。仙人?

まとめ感想

梯子がとてもスリリング&傾斜のキツイ岩登りなどがある山でした。
小さな子を連れたファミリー登山ではNGな山です。

が、スリルを求める小学生位ならOK! 充分気を付ければ安全に登れます。

スルス岩に行くならグラウンド駐車場、相馬山だけでいいならヤセオネ峠駐車場がオススメです!

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