一風変わったアジサイ、【タマアジサイ】

ガーデニング
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アジサイにはたくさんの種類があります。
今回ちょっと変わったタマアジサイを紹介します。


タマアジサイとは

  • アジサイの一種
  • 樹高1~2mほど
  • 花期は遅め
  • 玉状の蕾
  • 紫色の花

花の様子

「タマ」アジサイというだけあって、蕾が真ん丸な玉になります。

タマアジサイの蕾

本当に真ん丸でしょ?知らない人にはこれがアジサイの一種だと言うと驚かれます。
北関東の我が家では、大体7月下中に蕾がついて、8月に開花します。

蕾は一つの枝から一つきます。最初は緑の固い状態ですが、徐々に緩んできて中の紫色が見えてきます。

タマアジサイの蕾2
開花直前のタマアジサイ

最後にガクアジサイとコアジサイを混ぜたような形状になります。

育てた感想

他のアジサイ同様、病害虫に強くて育てやすいです。
花後に花ガラを切るほかは特にお世話は必要ありません。
小さく育てたいなら冬にガッツリ剪定すればOKですし、大きく育てたいなら冬もそのまま放置でOKです。

他のアジサイが咲いた後、遅れて開花するのでアジサイを長期間楽しみたい人におすすめです。
一般的なアジサイと一緒に庭に植えれば、6月から8月まで鑑賞できます。

ただ、植える場所は半日陰・日陰がいいです!
日向でも育ちますが、葉が黄色く焼けてしまったり、花の趣が損なわれてしまうんですよ…。
我が家は可能な限り日陰に植えてるんですが、それでも日差しが強くて本来の美しさは引き出せません…。
正直ちょっと汚い(笑)

山間の場所で、半日陰・日陰ならとても美しく繊細に咲いてくれます!
中高木の下などの場所も、ちょうど良い日陰ができるので向いていますね。

また、かなり簡単に増やせます!
挿し木もおすすめですが、個人的には株分け(根伏せ?)が一番良いと思います。
株分けと言っても、親株を掘り起こしていくつかに分けるのではありません。
根元から伸びている枝をよく見ると、根っこが出ているものがあるんです!!
勝手に根伏せで発根した状態になっているんですよ!
それを慎重にスコップなどを使って引っこ抜いて植えれば簡単に根付いてくれます!

まとめ


真夏の時期に奇麗な花を見せてくれるタマアジサイ。
病害虫にも強いので育てやすいです。
ただし、植えるなら絶対半日陰・日陰の場所にしましょう!

普通のアジサイに飽きたら、ちょっと変わった「タマアジサイ」も良いですよ。

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