【優待クロス】はじめてやって見た率直な感想

体験談
スポンサーリンク

投資による資産形成が流行っている今日この頃、はじめて優待クロスなるものをやって見ました。
前知識ゼロの初心者です。
やる前の事前準備・やって見た感想・今後も続けるかどうかなど、率直に思ったことを書いていきます。
あ、優待クロスのやり方は書いてないです(笑)あくまで感想…。

始めるのは正直面倒!

優待クロスですが、いざやろうとなると「やり方を調べる」「証券会社を選ぶ」「口座開設」「信用口座も開設」「軍資金の準備」など、もう、調べることが盛りだくさん!

優待クロスもしくは株式投資を教えてくれる友人がいるならまだしも、1から自分で調べるのは結構大変です。
私の場合は夫がその辺をやってくれたのですが、自分でやれって言われたら途中で諦めちゃったかも…
もしその辺りに詳しい信頼できる人がいるなら、その人に教えてもらうのが一番ですね。
いない場合は…頑張るしかないけど!

色々な証券会社があるんだね~

私がやっているのはSMBC日興証券とSBI証券です。

まず、「SMBC日興証券」。
優待クロスするまで名前も知らなかった会社です。

とにかくコストが安い!! ほんとに断トツで安い!!
そう、安さこそ命! 
おまけに優待クロス出来る銘柄も多く、何ならSMBC日興証券だけでもOKなんじゃと思うことも。
残念なのは「争奪戦」が激しい事かな…。
17時に在庫が復活するんだけど、人気銘柄なんて瞬殺されてますよ。
まず取れない…取れなすぎて最近は見てもいないです。
取れてる人どうやってるのかな?


そしてサブで「SBI証券」。
SBI証券は私でも知っていた超大手証券会社です。
まさかここに口座を持つことになるとは…。
こちらはコスト的にSMBC日興証券の2.6倍くらいのコストがかかるイメージでやってます。
コストはかかるけど、SMBC日興証券で取り扱いが無い銘柄や、取り逃がしたやつのフォロー出来るのがナイス。
PCでやっていて思うのは、サイト的にはSBIの方が圧倒的に見やすい! 
SMBCは最初「?」だらけになるほど見づらかった…。 
あれ何とかならないんでしょうか…。




あとは、auカブコム証券も考えました。
昔のカブドットコム証券(めちゃくちゃCMしてた気がする…)です。
今はauカブコムになっているんですね…知らなかったです。
時代に取り残された気分です…。
そんなauカブコム証券ですが、SMBC日興&SBIの2社があまりに優秀過ぎて、もうこの2社だけでいいやとなっています。


実際にかかる費用について

優待クロスにかかる費用ってなんでしょう?
私も全然知りませんでしたが、どうやら以下の費用です。

まず、証券会社への口座開設は無料です。まぁ当然と言えば当然かな_?

次に、優待銘柄を購入するための(現物買い・信用売り)費用が必要です。
が、これは最終的に増減せずそのままの金額が戻ってきます。
つまりあればいいだけ。減りはしません。良かった!
銀行から貯金移動しよ!

最後に諸費用(購入時の手数料・貸株料など)がかかります。
これが実質的な出費(コスト)になります。


この出費(コスト)ですが、ミスさえしなければ数円~数百円です。
1000円超えることはまずない。
はい、めちゃくちゃ気軽に取引できそう! 嬉しいです!

というか、こんな甘い話ってあるのでしょうか?
だって、数十円~数百円で数千円の優待がもらえるんですよ?
もし友人がこんなこと話してたら、「それ、詐欺だよ」って注意するレベルの内容ですよ…。
でも大丈夫。詐欺じゃありませんでした。



6か月やってみた感想

実際にやって見て6か月程。
今のところの感想は…

非常に楽しい! 
まるでバーゲンセール!
外食費が浮くの、めちゃ助かる!
色んな企業を知れる!

というのがプラスの感想。
優待クロス、文句なしに間違いなくお得です。
クオカード・食事券・商品券・カタログギフト・自社製品詰め合わせなどなど。
素敵な優待が沢山! 
特に外食産業系では、飲食店の金券がもらえます。
外食って高いですからね…。家族みんなでの外食時に非常に助かります。
おまけにミスさえしなければコストは数百円。リスクは限りなくゼロです。
私が始めた2023年でこんなにお得なのに、それでもコストは年々割高になっているそうです。
皆さん今までどれだけ安くとってたの…。もっと早く始めていたら良かったです…。



次にマイナスの感想。

適切なクロス時期がよくわからない…
お金はかなり必要だね…
ミスしそう…
欲しかったやつを取り逃すと悔しい…
PC見てる時間が増える…
1年やったら飽きるかも…

といった感じかな_?

クロス時期はね…ホント良く分かりません。
皆さんのブログとかSNSを見るんだけど、年によって変動はあるらしいし。
だから余裕を持って早めに取ってます。
あとは単純にミスが怖い!
入力間違いとかね。どうしてもミスはしますよね。
まぁ、例えミスしてもそんなに大きな損害が出るようなのじゃないから、その点は気が楽ですが。
また、今は始めたばかりで楽しくPCに向かっていますが、1巡(1年)たったら飽きる気がしなくもないです。
何事も始めたばかりって楽しいですもんね! 
お得だからやめはしないけど、その後は惰性になっちゃう気がします。

そして一番の問題は、実質のコストとは別に、大量のお金が必要なこと!
最低10万、ちょっと楽しむなら100万、もっと楽しむならそれ以上、なんならあればあるだけ。
減りはしない安全なお金だけど、まとまった額を工面するのは大変です。


心配だったこと

優待クロスをやるにあたって、心配だったこともあります。

まず、証券会社ってつぶれないの?
過去に潰れた証券会社、実際にありますからね…。そりゃ心配ですよ。
そうなったら入れていたお金はどうなるのか調べたら、当然大丈夫でした。
そりゃそうだ! そうじゃなきゃこんなに株が流行りませんよね。
どう大丈夫かと言うと、「顧客のお金は安全に管理されている」&「万一の時は1000万まで日本投資者保護基金で補償」されています!
いや~日本投資者保護基金とか知らなかったです。
そんな組織があるんですね。
銀行も1000万まで保証されてるから、それと似てます。
安心してお金を預けられます。

次に、本当に諸費用(購入時の手数料・貸株料など)だけなのか?
だってお得過ぎます。まるで詐欺みたいなシステムなんですもん。
実際、「配当凋落金」というのがかかるから優待クロスはダメという話も聞いたことがあります。
これ、配当金の逆で、結構な金額を払うんですよね。
損するならやりたくありません。
で、少し調べてみると…。
確かに実際「配当凋落金」は発生するし、それに加え「配当金」「税金」のなんやかんやあって損してるように見えます。
でもさらに、なんやかんや色々あって最終的に±0になるらしい。
口座開設時にそれが出来る口座形式を選べるので、そこだけちゃんと手続きすればいいようです。

つまり、詐欺みたいにお得だけど、詐欺じゃないのが優待クロスということです。
余談ですが、これまで同じように「詐欺じゃん」と思ったシステムがあります。
それは「ふるさと納税」です。
これもね、どうかしていると思います。
ふるさと納税=国、株主優待=大企業、大きな組織は凄いですね!

最後に、「優待クロスが増えて、企業は大丈夫なの? 」と、他人事ながら心配になりました。
だって株主優待の本来の趣旨とは違うはず…と最初は思っていたのですが。
最近はそんなことはないのかな? と思っています。
だって、優待費用が負担なら「株式の長期保有」を優待条件に加えればいいし、何なら優待自体を廃止してもOK。
企業に余力があるからやってるんですもんね。
おまけに宣伝広告としてはかなり優秀なシステムです。
他にも色々企業にとってのメリットがあるようなので、私は遠慮なく使わせてもらうことにしよう。




まとめ

なんかよくわからない「優待クロス」でしたが、いざやって見ると非常に楽しい&圧倒的にお得でした。
始めるには色々手続きや資金が必要ですが、いざ始めてしまえばやり方自体は簡単でしたしね。
お金関係で人に薦めたいモノの2位に食い込みました! ちなみに1位は「ふるさと納税」です。

金利の低い銀行にお金を預けておくより、優待クロスに回した方が有意義なのは間違いなし。
「優待クロス」だけなら大きなリスクはありません! 
ただ、それ以外の取引をやる時はちゃんとリスクを考えないとですが…。

以上、数ヶ月「優待クロス」をやっての感想でした。
1巡(1年)たったら新たに感想書こうかな。
その時「面倒になったので、優待クロスもうやめます」って言ってたら笑えますね!


こちら、株主優待プロの桐谷さんの著書です。
優待クロス本ではないけど、面白いのでおすすめです。