アブラムシがつきにくい花5選! 【綺麗な花は好きだが虫は嫌い】ならこれを育てよう!

ガーデニング
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ガーデニングや家庭菜園は大好きですが、虫は大っ嫌いです。
生態系において虫はとても重要な存在なのは知っていますが、可能ならば一生お目にかかりたくありません。
今回は、比較的アブラムシの付きにくい綺麗な花を選んでみました。

蜂や蝶はOK、しかしアブラムシは許せない

ガーデニング・家庭菜園をするなら虫との付き合いは必須です。
とくに蜂や蝶、その他の虫は花へ渡り歩きます。
それによって受粉を手伝ってくれ、種や実が出来ます。
私も虫は大嫌いですが、感謝はしています。

なので、そういう虫は百歩譲っていいとします。
問題は!アブラムシです!

アブラムシはダメです。絶対。
寄ってたかって密集して植物を弱らせます。
1匹2匹ならまだしも、何匹も密集している姿は本当に気持ち悪いです。
「キレイな花が咲いたから切り花にしようとしたらアブラムシだらけ」とか最悪です。

そしてこのアブラムシ、大抵の植物に発生するんですよ。
特に無農薬で育てると本当によく発生します。

しかし!中にはアブラムシがつきにくい植物も確かにあります!
以下のものは私がこれまで育て、1度もアブラムシがついているのを見たことが無い綺麗な花が咲く植物です!


ラベンダー

ラベンダーの花
  • シソ科
  • ハーブ
  • 常緑低木・宿根草
  • 紫の花
  • お手頃価格 

いい香りのするハーブであるラベンダー。
初夏に紫色の涼し気な花をつけてくれます。

花が咲くタイミングで収穫・乾燥し、ドライハーブとしても活用できる優れもの。
ミントなどのハーブと違い、爆発的に増えたりしないので省スペースでも栽培可能なのもいいですね。

多様な品種
ラベンダーは様々な品種が出回っており、中には夏に弱い物や逆に強い物もあります。
見た目も葉がレース状のものや、変わった形の花・シンプルな穂状の花のものなど多様です。
自分の好みと、育てる場所にあった品種を選びましょう。
立地にあった品種ならばそうそう枯れることはありません。

剪定のポイント
冬の時期には短く刈り込む剪定が必要になりますが、そんなに難しい作業ではありません。
それにより翌年も丸くこんもりとした形を保つことが出来ます。
逆に剪定せずにいると形が崩れてきます。




ローズマリー

ローズマリーの花
  • シソ科
  • ハーブ
  • 常緑低木・宿根草
  • 紫~青の花
  • お手頃価格

料理にもよく使われるローズマリー。
ラベンダーほど目立ちはしませんが、奇麗な青い花が咲いてくれます。

ホフク性と直立性の特徴
ホフク性のものと直立性のものがあります。
ホフク性のものは、放っておくと地面に付いた部分から発根して増えていくことがあります。
直立性のものはそれが無いので、省スペースで栽培できます。
ただ、両方とも挿し木にすると非常によく発根してくれるので増やすのは簡単です。

剪定のポイント
剪定せずにおいても枯れはしませんが、枝が古くなったり新芽が出なくなったりします。
そうなって木質化してしまったら、思い切って挿し木で更新してもいいですね。




カレンデュラ

カレンデュラの花
  • キク科
  • ハーブ
  • 1年草・多年草
  • 黄色~オレンジの花
  • 安い

カレンデュラというお洒落な名前ですが、キンセンカの事です。

多様な品種
キンセンカというと鮮やかなオレンジのイメージが強いですが、最近ではシックで素敵な色の品種も多くあります。
1年草のものや多年草のものなど、その育て方も様々。
園芸店でお気に入りのものがあれば1鉢購入してみるといいです。

種から育てるのも簡単なので、種まきで沢山育てて鮮やかな色で庭を飾っても良いですね。
花期も長いので、早春から初夏まで綺麗な花が見られます。




ポーチュラカ

ポーチュラカ
  • スベリヒユ科
  • 1年草・2年草・多年草
  • 赤・白・ピンク・オレンジ etc
  • 安い

多肉質な葉をもつポーチュラカは、夏に強い植物です。
地面を覆うように成長し、夏の暑さにも負けずに花をつけてくれます。
真夏は開花する花が少ないので、ポーチュラカのカラフルな花はとても目を引きます。
日が出ている時に花びらが開き、暗くなると閉じてしまうのも可愛いです。

冬越しは要注意
ただ寒さには弱く、霜に当たると枯れてしまいます。
本来は多年草ですが、1年草として扱われるのはそのためです。
毎年花を見たい場合は秋に挿し芽で苗を作り、室内で冬越しさせるといいですよ。




クリスマスローズ

クリスマスローズ
  • キンポウゲ科
  • 多年草・宿根草
  • 白・紫・黄色・ピンク
  • お値段高め

ガーデニングの定番、クリスマスローズです。
冬の花が少ない時期に開花してくれる数少ない植物の一つです。

手がかからなく良い
冬に葉が茶色くなるので、その時に茶色い葉を取り除いてあげます。
それ以外は世話という世話はなく、しいて言うなら数年に一度、株分けをするくらいです。
放っておいても毎年綺麗に咲いてくれる強い植物です。

有毒注意
キンポウゲ科という事で、実は毒があります。
そんなに強い毒ではないし食べようとする人もいないでしょうが、一応知っておきましょう。

毒の成果は不明ですが、驚くほど害虫被害はありません。
ついでに、害獣被害(鹿など)の被害もないと聞きます。




おまけ:アブラムシ大好き植物

アブラムシが好きな植物3つ

バラ

カモミール

ネギ

この3種類は非常によくアブラムシが発生します。
無農薬なら100%と言ってもいいでしょう。

バラは新芽と蕾にびっしり。
カモミールは蕾・花裏にびっしり。
ネギは緑の葉に黒い種類のヤツがびっしり。

勘弁してほしいです。背筋がぞわぞわする。
虫が嫌いな方は、これらの植物は要注意ですよ!


まとめ

アブラムシが嫌いなら上記の花を育てましょう!

他にもアブラムシがつきにくい植物はありますが、どれも花が地味だったりマイナー過ぎたり…。
綺麗な花でそこら辺の園芸店で手に入るものとなると、かなり絞られてしまいます。
その点、この5種類なら太鼓判です♪

まぁ、花を育て始めるとあれもこれも育てたくなっちゃうものなので、虫が~とか言ってられないんですけど。
それでも、アブラムシだらけの植物の中に、アブラムシがつきにくいものが混ざっていてくれると心が休まります。
「あ、これはいないから手で触れる」「そのまま切り花にしても大丈夫」「消毒なし、放置でOK~」など。

一種の清涼剤ならぬ清涼植物です。

虫が嫌いな人は、手の土汚れも嫌いでは?
もしそうなら、農家さんから教えてもらったこちらの方法試してみてください。