【ブドウ】を家庭菜園で育ててわかった事。

ガーデニング
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シャインマスカットから初めて、クイーンニーナ・キャンベルアーリー・デラウェアなど色々なブドウに手を出しました。

家庭菜園のぶどう栽培は失敗だらけ。
しかし、ようやく自分なりのやり方がわかりましたので、書いていきます。

色々育てるなら鉢植えだね!

ついつい色々な品種のブドウが食べたくて、その品種を増やしてしまいました。
でもブドウは本来大きくなる植物なので、地植えにするとかなりのスペースが必要です。
なので、メインで収穫量を期待するもの以外は鉢植えにしてしまうといいです。

行灯仕立てならそんなにスペースも取りません。
また、簡単に移動できるので梅雨の時期だけ軒下に置くことが出来ます。

難点といえば「水やり」が必須な点です。
春~秋には1日1回は水やりしないとすぐ萎れます…。
晩秋~早春はそんなに水やりはいりません。
季節限定の仕事と思って、真面目に水やりするしかありませんね…。

地植えが楽だが、雨よけ必須…

管理も楽で収穫量も増えるのが地植えです。
地植えなら水やりもいらないのが素晴らしい点ですね。

ただし、雨よけが必須でした。
特にシャインマスカットは、雨ざらしと雨よけで両方育てましたが、雨よけの効果は圧倒的でした。
葉が痛まないし病気も出ません。
地植えのブドウに雨よけをするのは少し大変ですが、苦労に見合うだけの効果はあります。
というか、雨よけしないと収穫はかなり困難になります。
一度、沢山実はなったのにすべて病気にやられてしまったのは悔しい思い出です。

昔からの品種で雨に強いと言われている「キャンベルアーリー」「デラウェア」なども育てています。
こちらは確かに雨に強く、雨よけ無しでも病気はでませんでした。
ただ、やはり葉や実に痛みが入りることありました。
こちらも雨よけがあった方が絶対に良いです。

地植えの植え替えはNG!

鉢植えはともかく、地植えの植え替えは絶対にやめた方が良いです! 

私はシャインマスカットを7年ほど育てています。
が! 度重なる植え替えのせいで満足のいく収穫は出来ていません。
植え替えを一度もしなければ、恐らく3年目くらいには十分な収穫が出来たと踏んでいます。
自業自得なのですが、とても悔しいです!

やむおえず行うのが植え替えですが…害ばかりです。
最初の植え付け場所はよく考えましょう。

欲を出さない

沢山収穫したいので、ついつい花は全部咲かせてしまいます。
しかし、花の数と樹のレベルが釣り合っていないと、果実にはなりません。
膨らまずに自然と落ちて行ってしまいます。

また、残った実も小さめだったりします。

美味しいブドウのためにも、来年の勢いのためにも、収穫量は適度な量に収めるべきと学びました。

雨よけがあれば、消毒は適当でOK

ブドウは消毒が必要だと言いますが、雨よけがあればそんなに気にしなくて良いと思います。
実際、雨よけをしたブドウは全然病気が出ませんでした。
たまに虫が付いたりするので、虫対策でスプレーを数回するくらいで大丈夫です。

雨よけをしない場合、シャインマスカットなどの品種で満足のいく収穫は困難でした。
あっというまに病気が回ります。
他の雨に強い品種なら、収穫まで行けましたが、それでもやはり雨よけはあった方が安心です。


味は絶品です!

家庭菜園のブドウって美味しいの_? という疑問…

はい! すごく美味しいです!

そりゃあ、プロが作った高級ブドウの味には及びませんが。
家で食べるのには十分な味だと自信を持って言えます。

それに家庭菜園なら好みのブドウを作って食べられます。
大人気のシャインマスカットはもちろん。
人気ブドウに押されて、あまりスーパーで見掛けなくなった昔ながらの品種なども、育てて食べられます。
昔ながらのブドウは、それはそれで美味しいんですよ~。

まとめ

家庭菜園でブドウ栽培は、結構大変です。
テキスト通りに育てればきっとうまく育てられるのでしょうが、そんな事、個人でやっていられません。
どの程度テキスト通りで、どこを手抜きで良いのか? つかむのに数年もかかってしまいました。

結論として、鉢植えなら「水やり」、地植えなら「雨よけ」、この2つが個人的な課題でした。

逆に言えばこの2点だけです。
「真面目に水やりをする」「しっかりした雨よけを設置する」これさえできれば、とても美味しいブドウを毎年食べられます。

育てるのも食べるのも楽しい「ブドウ栽培」! 沢山の人にやって欲しいです!

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