くだもの棚セットKT-M組み立ててみた感想

ガーデニング
スポンサーリンク

庭のブドウに新しい棚が欲しい! 
イレクターを使って自分で作ってみたいけど、それはちょっと材料費が高い…
かと言って木材だと腐りが心配…


ということで、セットになっている既存商品を購入してみました。
2人で組み立て推奨ですが、1人で組み立てていきます。

くだもの棚セットKT-M

第一ビニール株式会社(daim)が販売しているくだもの棚セットです。
大・中・小とあって、今回購入したKT-Mは中サイズです。
お値段は大体7000~9000円程度。
ホームセンターではあまり見かけないので、ネット通販で買うのが無難です。

素材はスチールパイプを芯として使い、その周りを樹脂でコーティングしてあります。
耐用年数は五年。
くぎ・ネジなどが不要で、説明書通りに組み立てればOKです。
ある程度地面に差し込まないといけないので、その時だけハンマー(槌)などが必要です。

組み立て開始

届いたセットはこちら。
うん、大きいですね! でも重さはそんなじゃありません。
箱にビニールが掛かっているのに丁寧さを感じます。

果物棚セットの段ボール

中身はこんな感じです。
大量のパイプと、結束部分のパーツ、そして打ち込み用の緑の杭(?)。
このパイプ、手触りが良いです。
実は注文後に材料がスチールであることに気付き、「それなら普通の園芸支柱で棚組んでも同じだったかも…」と思っていたのですが…。
やはりちゃんとした商品は違いますね! やっぱりこっちの方が断然良いです。

さて、説明書を読みつつ組み立てていきます。
まずは柱部分を繋げます。
尖がっているパイプと、結束パーツが付いているパイプを差し込み連結するだけ。
連結部分は少し先間が空く部分もありますが、このくらいはしょうがないかな?

次は天井部分です。
ここが一番面倒です。ポイントは3つ。
・綺麗に作るために、ちゃんとメジャーなどで長さを計って作ります。
・結束パーツは大・小の2種類ついていますが、ここで使うのは小の方です。
・後から柱を付けるので、四隅(長いパイプの端)は少し開ける。

どれもちゃんと説明書に記載されているのですが、私は間違えました…。
流し読み&フィーリングじゃ駄目ね…。

しっかり作れば綺麗に出来ます!!

そして一番の難所、穴あけです。
組み上がった天井を設置地面において、柱を立てる6か所に穴あけ用の印をつけておきます。

そして緑の杭(園芸支柱みたいなやつ)で穴をあけるのですが…。
わが家の庭の土は、10㎝以上掘れません。
10㎝より下は粘土のような土で、めちゃくちゃ固いのです。


試しに杭を手で刺すと、やはり10㎝行くか行かないか…。
そこからハンマーで叩いて打ち込んでみるものの、行って15㎝。
説明書には最低30㎝、私は棚の高さを低くしたいから40㎝は打ち込みたいのですが、無理です。
ちょっと頑張れば行けるレベルじゃありません。
だって、1本打ち込んだだけで、緑の杭の頭はつぶれています…。

致し方なく秘密兵器を投入しました。
こちらの手動穴掘り機! 
本当は注文したくなかったのですが。


これを使って何とか40㎝行けました。
凄く時間かかった!もうこれ以上は無理! 
詳しい様子はこちらです。


遂に棚を立てていきます。
6か所あけた穴に、柱を差し込むのですが、これがまぁ入りません。
仕方なく繋げた柱を再度バラし、下半分の柱をハンマーで打ち込んでいきます。
6か所出来たら上半分を再び差し込み、柱の完成です。

この柱に組み上がっていた天井部分を設置します。
40㎝埋めてるので、脚立なしでも手が届き簡単でした。
埋めが30㎝だったり、身長が低い女性なんかは脚立が必要だと思います。

固定方法は柱の天辺についているパーツを使えばいいだけなので、とてもわかりやすいです。
こんな感じに固定されます。

そして6か所に筋交いを入れて完成です。
この筋交いは結束パーツ大の方を使います。
パーツの向きに混乱するかもしれないけど、説明書をよく見てやれば大丈夫です。
こんな感じに斜めに補強が入ります。
これがあると無しでは強度が大違い!

完成です!

訳あって写真には写せませんが、大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズです。
高さも、背伸びせずに手が届く高さで良い! 頑張って40㎝埋め込んでよかった!

問題は耐久性ですが…書いてあった通り5年は持つでしょう。
その時、その時我が家のブドウがどうなっているか? 楽しみです。

体験談 | こそぶろ (kosoburo.com)