植物を簡単に増やす方法について。

ガーデニング
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庭があるなら植物を植えようと考える人は多いですよね!
私もそんな一人です。
緑いっぱいの庭は憧れです♪

しかし!たくさん苗を買ってきて植えるにはお金がかかる!!
そこで、自分で出来るローコストな増やし方を見ていきましょう♪

増やし方はいろいろ

基本的に植物は放っておいても勝手に増えるものです。
種が発芽して、大きくなって、蕾が出来て、花が咲いて、種が出来て、発芽して…とかね。
そうじゃなきゃ、あんなに雑草がはびこることはありません!

でも、勝手に増えるのは時間がかかるんです…(雑草以外ね)
私はせっかちなので、庭に緑が増えるのに数年も待っていられません。

そこで自分から積極的に植物を増やしています。具体劇には・・・

  • まき
  • 株分け
  • 挿し木
  • 伏せ根

これらの方法で増やしています。
だって、特別な道具も知識もいらないし、簡単に出来ます。
他にもとり木やら、接ぎ木やらあるんですが、これらは難易度が高めです。

また、増やしたい植物によって、「この増やし方は出来る・出来ない」があります。
最初は失敗してもいいという気持ちでチャレンジして、自分なりに増やし方のコツを掴んでいきましょう。


  • 安い
  • 手軽
  • 一度で大量
  • 失敗もよくある

誰でも知っている種から育てる方法です。
主に1年草・2年草の種が売られていることが多いです。
種から育てる方法は、一番手軽で、一度に大量に育てられる方法です。


種袋を買ってくる。
まずは園芸店でお目当ての花の種を買ってきましょう。
園芸店に売っている種は、育てやすいものが多いのでどれを選んでも大丈夫です。
最近ではダイソーでも種を扱っており、そちらは1袋50円という安さです。
他のお店でも高くて数百円なので、気軽に購入できます。

次に、種の袋の裏に書いてある指示に従って種まきをします。
袋の裏には、地域ごとの種まきの時期や花の時期、撒き方や育て方の説明などが詳しく書いてあります。
その指示に従えばかなりの成功率になります。
初めての種まきで失敗したくない人や、真面目にしっかり育てたい人は指示を参考に撒きましょう。

しかし、条件さえあれば種は発芽するので、失敗覚悟なら自己流で種まきしてOKです。

自家採取して撒く。
花が咲いたあとの種を採取して蒔くことも出来ます。
自分が種から育てた植物はもとより、ポット苗を買って育てた植物などでも出来ます。

1年草・2年草のポット苗はせっかく買っても1シーズンだけで終わってしまうので、自分で種を採取して翌年以降も楽しみたいですね。

おまけ:こぼれ種の話
種を蒔いていないのに、勝手にこぼれ種で育つ植物も多いです。
以下、我が家で一大勢力を築いている植物たちです。

  • ノースポール
  • シレネ
  • オルレア
  • アグロステンマ
  • ニゲラ

正直雑草レベルです。
ノースポールとオルレアはポット苗のものが勝手にこぼれました。
その他はミックスフラワーシードという種ゆらいのものです。

このミックスフラワーシードは、育てやすい一年草・多年草の種が混ざっている種袋です。
一袋上手に咲かせれば絵に書いたような花畑が出来ること間違いなしの素敵な商品です♪

ミックスフラワーシード サカタのタネ 中身は何の種が入っている? | こそぶろ (kosoburo.com)

株分け

  • お金がかからない
  • 大株のものを使う
  • 春・秋に行う
  • 失敗が少ない

宿根草・多年草で一番簡単な増やし方が株分けです。
もう、本当に簡単。

大きく成長した株を掘り上げて、手やシャベルでいくつかに分けて植えなおすだけでいいです。

大抵は梅雨か秋雨の時期に行います。
その時期なら水やりも不要、成功率もかなり良くて、失敗することはほとんどありません。
どんどん増えていきますよ!!

私の場合は以下のものをよく株分けします。

  • ホスタ
  • ヒューケラ
  • クリスマスローズ
  • 都忘れ
  • アシュガ

他にも沢山…簡単・あっという間にできるので個人的に一番おすすめの植物の増やし方です。

また、普通の株分けの他に、ランナーというものの先も株を植えるパターンもあります。
ランナーというのは親株から伸びる紐のような茎のことで、その先に小さな株を付けます。
観葉植物のオリズルランや、イチゴなどが有名ですね!
これも簡単に増やすことが出来ます。
株分けと言えるのかは謎ですが、個人的には株分けの一種だと思っています。


挿し木

  • お金がかからない
  • 春・秋に行う
  • 失敗が多い
  • 時間がかかる

これは主に樹木・宿根草・多年草でやります。

挿し木とは、元気のよい枝を切り取り、土にさしておくものです。
順調にいけば土中の枝から根が出てきて、新しい苗となります。

種まきや株分けに比べると格段に難しくなります。
適当にやるとかなりの確率で失敗するので、以下の点に注意して行います。

  • 清潔な用土を使う
  • 時期をきちんと選ぶ
  • 水の管理をしっかりする
  • 日照の管理をしっかりする
  • 気長に待つ

結構気を使います。
初根するまでに結構な時間がかかるので、その間の管理も面倒です。
ですが「最悪失敗してもいいからとりあえずやって見よ~」という感じなら、ためしに親株の近くに適当に挿しておくだけでOKです。
上手くすればちゃんと根っこが出てくる…こともあります(笑)

私が挿し木でよく増やすのは、

  • ペンステモン ハスカーレッド
  • アジサイ
  • バラ

などです。
私は「手順も環境も用意せずその辺に適当に挿しておく派」なので、これら以外だと失敗するんですよ。
逆に、すごく適当にやっても、上記3つは結構成功します。
特にペンステモンハスカーレッドはかなり成功率がいいので本当におすすめです。
他には樹勢の強いつるバラなんかは、バラの中でも特に簡単です。

挿し木はちょっと難しいけど、その分成功したときにうれしいです。
切り花を貰った時に試しに挿し木にするのもおすすめです。

伏せ根

  • お金がかからない
  • 一番気軽
  • いつの時期でもOK
  • 時間がかかる

最後は伏せ根です。
宿根草・多年草・木でやっています。

やり方は一番簡単で気軽に出来ます。
①増やしたい植物の茎・枝を地面に寝かせます。
②寝かせた茎・枝を上から石で押さえます。
③根っこが出てくるまで待ちます。

挿し木と違って水の管理はいらないし、特別な道具も必要ありません。
根っこが出てくるまでにかなり時間がかかる(半年以上かかることも)んですが、
それまで完全放置でいいのでとても楽です。
失敗しても石をどかしてしまえば元通りなので、植物にダメージもありません。

実は一番植物に優しく、かつ簡単な方法だと思います。
だって石を置いとくだけですから、準備に5分もかかりません。

ちなみに私が伏せ根しているのは以下の植物です。

  • ハーブ各種
  • アジサイ
  • つつじ

地面に枝を寝かせなければならないので、柔らかくしなやかなものじゃないと難しそうですね。
よくやるのはアジサイです。
アジサイは枝を倒しやすいし、よく初根してくれるのでおすすめです。



まとめ

草花は自分でも簡単に増やせます。
増やし始めて数年もすれば、「捨てるほど増えたわ!」と言っているかも(笑)
緑いっぱいの庭ライフを目指して、どんどん増やしていきましょう♪

植物の種を買うならこちらがオススメです。
安価で豊富な種類の花・野菜種があります。

花と緑 国華園

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