マメ科の宿根草に「ムラサキセンダイハギ」というものがあります。
花は青色で、葉は「萩」に似た植物です。
ポット苗を頂いたので、育てて見ました。
ムラサキセンダイハギとは
- マメ科
- 宿根草
- 春の開花
- 高さ1m程
ハギと名がついていますが、萩ではありません。
ムラサキの花が4~5月に開花する、マメ科の宿根草です。
我が家では、2年前、黒ポット苗を頂いたので育てています。
当時の苗はヒョロっとした10㎝位の茎が数本あるだけでした…。
2年でどのように成長したか見ていきます。
実際に育てた感想
成長の様子
植え付け
植え付け当時は高さ20㎝で、ヒョロヒョロの茎が数本あるのみです。
自立できなくて、地面に茎がべローンと倒れてしまいます。
そんな弱弱しい苗を夏の終わりに庭の片隅に地植えしました。
植え付け翌年
すると、まぁ宿根草なので冬は地上部は枯れ、しかし春にはちゃんと新芽が出てきました!
植え付け時よりだいぶ丈夫そうな茎が数本育ってきます。
でもやっぱり弱いらしくて、地面にべローンと倒れてしまいます…。仕方なく麻縄で大雑把に縛っておきます。
「春になったし、ムラサキの花が咲くかな~」とワクワクしていると…咲きませんでした!!
どうして?? 毎年咲く宿根草では??
おそらく植え付けの翌年という事で、株が充実していなかったのでしょう。そういうことにしておきます。
花は咲きませんでしたが、その後も順調に葉っぱは繁っていきました。
さらに翌年
次の年の春、すごいことになりました。
これまでのヒョロっとしたイメージを覆すほどの勢いです!
自立できるしっかりとした茎が十数本生えてきて、マメ科特有の丸い葉が生い茂ります。
そして、ついに花が咲きました~!開花まで一年半以上かかりましたね~

嬉しいですね~
ちなみに花の後はさらに株が充実してきます。
次の年はさらに勢いが良くなりそう。かなりの大株宿根草です!
病害虫の発生
私が気付かないだけ…?全くありません!!
花の様子


実にマメ科らしい花が咲きますね!
花穂が上に向いているので、同じマメ科のルピナスに似ています。
色はご覧のようにとても綺麗な青色です。これは咲きはじめから散り際まで変わらず、この綺麗な青のままです。

ちなみに花の後には、このようなサヤが出来ます。
茶色くカラカラになるまで待てば種が採れるようですね…。
私はやりませんが、種から育てても面白そうです。
株の形および葉の形
株の形
植え付けの翌年は、茎が地面に倒れたりしていました…。あまり綺麗な姿ではないですね。
仕方なく支柱で支えたり、麻縄でまとめたりしていました。
しかし!その翌年はとても綺麗なドーム型の株となっています!

茎がしっかりとしてきたので、地面に倒れなくなったのが良いです。
さらに成長したらさすがに倒れるかな?そうしたらまた支柱&麻縄ですかね。
緑の葉っぱがこんもりとしげる姿は、花がなくても庭を彩ってくれます♪
葉の形

楕円形の可愛い形です。秋に咲く「萩」と似た葉の形ですね。
分厚くもなく、薄っぺらくもなく、柔らかな印象を受ける葉となっています。
まとめ
開花には、植え付けから1年半以上かかりました~。
でも咲いた花はとても綺麗な青い花で、待ったかいがありました。
また、花がなくても、モサモサと繁る大株は庭の色どりに一役買ってくれます。
病害虫被害もなく、植えっぱなしで管理も楽なので、かなりオススメの植物です!