【家庭菜園】アスパラ栽培記録。植えっぱなしで収穫まで丸3年

ガーデニング
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植えっぱなしOKの野菜「アスパラガス」。
わが家でも種から育てています。
約3年間で収穫となったので、良かった点・悪かった点・その他記録を書いておきます。


アスパラ栽培の良かった点

  • 毎年収穫できる
  • 10年くらい収穫できる
  • 害虫が少な目
  • 管理が手軽
  • 美味しい

何といってもアスパラ栽培の一番の利点は、10年くらいずっと収穫できる点です。
宿根草なので冬に枯れても春にまた芽が出てきます。

また、害虫や病気も他の野菜に比べて少な目な印象です。
冬前に繁った葉を根元から切り取り、藁で保護して冬越しするだけなので管理もとても楽です。


アスパラ栽培の難しかった点

  • 裸苗は失敗しやすかった
  • 収穫までに時間がかかる
  • 長く伸びた茎の管理が厄介

始めてアスパラを育てる時、掘り上げた状態の裸苗を植えました。
でもこの苗、育ちが悪い&病気持ちでした…。
運が悪かったのかな_?とも思いましたが、同じような経験を親戚もしており…
私は、アスパラは種からの方が良く育つと結論付けています(異論は認めます!)

種まきからだと収穫まで約3年かかります。
3年は長いですよね~この期間は忍耐強く待つ必要があります。

2年目くらいから、茎が大きく伸びてきます。
3年目にもなると1mを軽く超えてきます! 
この茎、そのままだと倒れてしまうので支えをするのですが、支え方に悩みました。
支柱にくくったり、フェンスにくくったり。
最終的には麻紐で網状・格子状のラインを張る方法に落ち着きました。
いや、難しかった…。


1年目の様子

こちら1年目の秋の様子です。
丈は約30㎝程で、ひょろ長いです。
風にそよぐ様が儚い…。

ちなみに種まきは梅雨にしました。

発芽率はとても良く、ほぼ100%!
しかしその後、害虫にやられ半分ほどになってしまいました…。
幼苗は害虫に弱いです。ちゃんと消毒すればよかった。
4~5カ月かけてこのくらいにしか成長しません。まだまだひよっこです。

苗の間隔は30~40㎝程にしてあります。
本当はポットに撒いて育てるらしいのですが、私はポット苗が鬼門なので直播です。
それでも全然育つから大丈夫です。

3年目の様子

1年飛んで3年目がこちらです。

かなりフサフサになってます!
麻紐でガイドを張る以外はまるっきり放置しています。
でも害虫・病気は出ていません。なんて優良児。

3年目の春には鉛筆くらいのアスパラが生えてきたので、収穫の誘惑にかられました…。
でもここで収穫すると来年に響くかな?と誘惑を跳ね除けたのですが。
こんなにフサフサになるなら、少しくらい取っても平気だったかもです。
来春はばんばん収穫していこうと思います!

アスパラって雄・雌があるんですよ。
この区画のは1株だけ雌だったらしくて赤い実が出来ていますね。
この中に種が入っていて、多分撒いたら生えてきます。
「収穫量は圧倒的に雄が上、太さと栄養価は雌が上」と聞いたことがあるけど…真相はどうでしょう? 
来春をむかえて見ないとわからないです。


秋も深まり、地上部が枯れてきたら根元から刈り取ります。
刈り取った草は…そのまま地面に敷いてマルチ代わりにします。
真冬の寒さから根っこを守るためです。
本当は敷き藁の方がいい(葉の病気とかの関係で)のですが…
まぁ、自家用だし別にいいや。ってことで。

あとは春になって新芽が伸びるのを待つばかり!
いや~種から育てるのは長かったですね。
そのぶん、数カ月後がめちゃくちゃ楽しみです♪

まとめ

市販の大苗で育てたら、高確率で失敗しました。
収穫まで時間はかかるけど、種から育てる方が個人的にはオススメです。

大きく成長してきたら倒れないように囲いをし、秋の終わりに古い葉を刈り取りましょう。
それ以外は特にやる事が無い野菜です。
3年かけて育てれば、そこからは春に美味しいアスパラが取れます♪
アスパラ食べ放題も夢じゃない。



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