ブドウが食べたくて家庭菜園で何種類か育てています。
収穫には全然こぎつけていないのですが、それでも楽しい(笑)
3年目のハニーシードレスについて書いていきます。
【ブドウ】【ハニーシードレス】1・2年目栽培記録 | こそぶろ (kosoburo.com)
ハニーシードレス
- 三倍体無核(種無)品種
- 栽培容易
- 皮は食べない
ジベレリン処理なしでも元から種なしの品種です。
しかし満開後3~6日100ppmの処理で果粒の肥大化が見込めます。
なので我が家ではジベレリン処理に挑戦します。
2022年 4月
家庭菜園3年目のハニーシードレスです。
さて、去年は小さな花芽が1つ付いたものの、収穫は出来ませんでした。
今年はどうでしょう?
4月に入り、新芽が動き出しました。
葉が三枚展開したころに、花芽を確認できました!
やったね!
しかも、結構たくさん花芽が付いています♪
10個くらいはあるかな?
これだけあれば、途中でダメになってもちょっとは収穫できるでしょ。
ハニーシードレスは元から種無しなので、種無し目的のジベレリン処理はいりません。
が、果粒を大きくするジベレリン処理はあります。
満開時100ppmの1回処理です。
忘れずにやらないと!
2022年 5月
5月に入って花芽がしっかりと確認できるようになりました。
素晴らしいです!
やはり地植えは強いですね。

ブドウの花芽は、芽吹きの後すぐに確認できます。
だから実がなるのかどうかもすぐにわかってしまうという…。
今年は沢山花芽があって本当に良かったです。
5月も下旬に差し掛かり、ハニーシードレスはこんな感じになりました。

3本の支柱を使い、なんちゃって行灯仕立てみたいにしています。
葉っぱが茂り、花芽も成長してとても元気に見えます。
しかし! 一部に黒点病らしきものが発生しました!
その部分は即撤去しましたが…今後が考えものです。
去年は完全に雨ざらしで大丈夫だったので、現在も雨よけ無しで育てています。
でも今年は雨よけしないとダメそうですね~
新梢が固くなるまで、雨の日はビニール被せとおこうと思います。
5月30日に開花しました!

さあ!肥大化目的のジベレリン処理を行う時が来ましたね。
さっそく100ppm溶液を作ります。
説明書を読むと、ジベラ錠1を50㏄にとかせばOKとの事。
プラスチックコップで作り、満開になっている花を浸します。
まだ蕾状態のものがいくつかあるけど、もう一回処理するのは面倒なのでそっちは未処理でいきましょう。
処理済みと未処理でサイズを比較したいので、ちょうどいいです。
2022年8月
梅雨時に雨よけカバーをかけたくらいで、後は放置で数ヶ月…。
8月末に収穫となりました!
採れたのがこちらです。

貧相!!
やはりもっと樹が充実しないとダメですね…。
ただ、3年目にして初めてハニーシードレスの味をチェック出来たのは良かったです。
気になる味は…シンプルに甘くておいしいです(笑)
果汁が多く、酸味少な目、マスカットの香り強めです。
シャインマスカット大好きな長男から、「このブドウめちゃくちゃ美味しいね!」との発言も取れました。
3倍体ということで当然種はありません。
皮も剥げやすくてとても食べやすいブドウです。
樹自体はこんな感じになっています。

害虫の様子は・・・
虫食いだらけ!!
消毒1回もしなかったから当然と言えば当然でしょうか?
病気は・・・
梅雨時に雨よけをしましたが、それでも黒とう病が出ました。
範囲は広くなかったので、病気になったところだけ切ってしのぎました。
枝の様子は・・・
枝が縦横無尽に張っています。
これ、冬の誘引どうしよう…? やはり行灯仕立ては無理があるようです。
対策考えないと…。
隣にキャンベルアーリーが植えてあり、同じように育てていました。
キャンベルアーリーの方は虫食いも少なく、黒とう病も出ていません。
そう考えると、ハニーシードレスは少し育てにくいですね。